みなさま、こんにちは

野菜ソムリエコミュニティー岡山です。

ちょっとさかのぼっての投稿です。

 

冬の空模様も近づく11月20日(日)、

わたしたち野菜ソムリエコミュニティー岡山は、

「岡山中央学区ふれあい祭り」に出店しました。

 

 

場所は、岡山市にある岡山中央小学校の校庭、

地域の多世代の集うお祭りとして続いてきたお祭りです。

コロナの影響からようやく3年ぶりの開催でした。

今回、飲食の提供は実店舗を構える飲食店限定のため、

私たちは新鮮野菜の販売とミニゲームでブース出店。

果たしてどれくらいのかたが来てくれるだろうかと想像しながらの準備です。

 

野菜販売は野菜ソムリエ今井さんのたろちゃん農園から。

ミニゲームは野菜と果物をあれこれ仕入れての千本引き。

(紐をひっぱってその先に結わえられた景品を引き当てるゲームです)

 

 

どれだけ用意するか?景品はどんな野菜や果物があるといいかなと

あれこれ思いながら、メンバー同士の相談もまた楽しいひとときでした。

野菜ソムリエプロ三宅さんを中心に、

同じく野菜ソムリエプロ齋藤さんの農園からの仕入れに加え、

コミュニティメンバーで野菜や果物を用意しました。

 

そして当日を迎えてみると天気は晴天。

たくさんの来場者を期待しながら、朝早くからみんなで用意しました。

販売用の野菜は軽トラック1台分いっぱいの約40ケースが運び込まれました。

そして、それぞれの野菜に添えたPOPも、

キッズ野菜ソムリエの子どもたちとおとなとが、

事前に分担していっしょに用意しました。

 

 

 

当日は開始10時から例年以上を思わせる多くの方々が来場され、

わたしたちのブースにもたくさんの方々が立ち寄ってくれました。

今年はイベントステージ横だったこともあり、呼び込みはやや控えめにしましたが、

それでも多種多様にそろえた新鮮野菜は大好評です。

 

 

 

思いおもいの魅力が込められたPOPに見入ってくださっているかたの様子もまた

嬉しい光景です。

そんなたくさんのPOPには、野菜の魅力、ここがおすすめ、

ここ美味しいよ!保存はこうするといいよ!

知識だけでなく本人なりにオススメや伝えたいことが

イラストや文字で楽しく野菜を推していました。

野菜を選びながら笑顔で読みあって選ばれてる親子の様子もいい光景でした。

 

 

 

 

 

一方のミニゲーム(千本引き)も、

たくさんのエピソードや想い出を残してくれました。

何回もトライした小学生の男の子は引き当てた野菜を両手いっぱいに抱え、

「袋ちょうだーい」と笑顔満面です。

 

 

 

 

双子の子どもたちひとりずつしてみたら、

どっちもしめじで、すごい!笑、とお母さんたちも笑いあわれてたり。

引き当てたさつまいもの大きさに驚きながら、

保存方法を聞いてママさん同士、いいこと聞けたーって笑顔で受け取られた姿。

これなに?かりん?花梨ってどうやって食べるの、といったやりとりや、

このぶどうが欲しいと何度も挑戦するおばあちゃんもいたり、

終始とぎれないやりとりでした。

 

 

また、そんな姿の横で小学生のキッズ野菜ソムリエのみんなは、

「野菜、くだもののくじ引きですよ!」と来場者の方々にたくさん声掛けしながら

地域の大人たちにアピールし、しっかり千本引きの運営を引っ張ってくれました。

 

 

 

実際に担当したコミュニティーメンバーは交代はしつつも、

ずっと途絶えることない来場者の方々とのやりとりとゲームの景品の追加準備など、

なかなか一息つけないくらいの賑わいでした。

気付くとお祭り会場の校庭には長いネギやダイコン葉、水菜の束が

バッグからはみ出したながらの方々があちこちに見られました。

 

いざという時の防災拠点にもなる小学校の校庭だからこそ、防災をテーマに据え、

地域の多世代交流のお祭りとしてみんなが足を運んで交わる場に。

そんな場がコロナのはざまのなかで寒空近い時期の晴れた空のもと、

笑顔あふれるひとときになりました。

事前の準備やお野菜提供やアイデア提供など関わったたくさんのみなさま、

お越しいただいたみなさま、応援してくださったみなさま、

本当にありがとうございました。

 

 

野菜ソムリエコミュニティー岡山

文:間部俊一