※よくある「心に響く名言集」みたいなやつではないです。

※クイズに出そうor有名なやつをまとめただけです。

 

【名言】

「脚が三角に回ってしまった」

競輪選手 山口国男(やまぐち・くにお)の言葉。

 

「より速く、より高く、より強く」

オリンピックの標語。アンリ・ディドンが考案。

 

「オリンピックで重要なことは、勝利することより、むしろ参加したということであろう」

もともとはエチュルバート・タルボットの言葉。後にクーベルタンが引用している。

 

「為せば成る」「俺についてこい!」

東京オリンピックで日本女子バレーボールを優勝に導いた大松博文(だいまつ・ひろぶみ)の言葉。

 

「伸身の新月面宙返りで描く放物線は、栄光への架け橋だ!」

アテネ五輪体操で、冨田洋之(とみた・ひろゆき)に対する刈屋富士雄(かりや・ふじお)の名実況。

 

「銀が泣いている」

関根金次郎(せきね・きんじろう)と対局時の阪田三吉(さかた・さんきち)の言葉。

 

「天才とは、99%の努力を無駄にする、1%のひらめきのことである」

トーマス・エジソンと仲が悪かったニコラ・テスラの言葉。

 

「時は金なり(Time is money)」

発明家ベンジャミン・フランクリンの言葉。

 

「悪貨は良貨を駆逐する」

「グレシャムの法則」の要約として使われる。

 

「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」「ブルータス、お前もか」

カエサルの言葉。

 

「哲学は神学の婢(てつがくはしんがくのはしため)」

司教ペトルス・ダミアニの言葉。哲学は神学に奉仕し服従する侍女のようなものでなければならない、という意味。

 

「われに自由を与えよ、しからずんば死を与えよ」

パトリック・ヘンリーの言葉。

 

「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」

アンリ・ピレンヌの言葉。

 

「教皇は太陽、皇帝は月」

第4回ラテラン公会議​においてインノケンティウス3世が演説した言葉。

 

「会議は踊る、されど進まず」

ウィーン会議を風刺した言葉。シャルル・ジョゼフ(・ド・リーニュ侯)が考案した。

 

「できることなら私は、夜空に浮かぶ星さえも併合したい」

アフリカの植民地計画を推進するセシル・ローズの言葉。

 

「国王は君臨すれども統治せず」

ヤン・ザモイスキの言葉。

 

「人民の人民による人民のための政治」

リンカーンのゲティスバーグ演説の言葉として有名。ジョン・ウィクリフが旧約聖書を英訳した際に序文に登場させ、セオドア・パーカーが引用し、さらにリンカーンが引用したという。

 

「代表なくして課税なし」

アメリカ独立戦争時のスローガン。印紙税法に対して言われた。オールド・ウエスト・チャーチの牧師ジョナサン・メイヒューの言葉に由来するとされる。

 

「君主はライオンのような勇猛さと狐のような​狡猾さを持ち合わせなければならない」

マキャヴェリが著書『君主論』で残した言葉。

 

「宗教は阿片である」

マルクスが著書『ヘーゲル法哲学批判序説』で残した言葉。

 

「ミネルバのフクロウは迫り来る黄昏に飛び立つ」

ヘーゲルが著書『法の哲学』で残した言葉。

 

「歴史とは現在と過去の対話である」

E・H・カーが著書『歴史とは何か』の中で述べた言葉。

 

「第三身分とは何か?すべてである。」

アベ・シエイエスが著書『第三身分とは何か』で述べた言葉。

 

「財産とは盗みである」

ピエール・プルードンが著書『財産とは何か』で述べた言葉。

 

「良識(ボン・サンス)はこの世でもっとも公平に配分されているものである」「我思う、ゆえに我あり」

ルネ・デカルトの著書『方法序説』の言葉。

 

「われ反抗す、ゆえにわれら在り。」

作家アルベール・カミュの言葉。

 

「生きた、書いた、愛した」

作家スタンダールの言葉。

 

「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」

作家 林芙美子(はやし・ふみこ)の言葉。

 

「雄弁は銀、沈黙は金」

トーマス・カーライルの著書『衣装哲学』の言葉として有名。もともとはデモステネスの言葉とされることが多いが出典が見つからないらしい。

 

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」

ユウェナリスが著書『風刺詩集』で残した言葉。

 

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史も変わっていたであろう」「人間は考える葦(あし)である」

哲学者ブレーズ・パスカルが『パンセ』の中で残した言葉。

 

「地獄とは他人である」「人間は自由の刑に処せられている」「実存は本質に先立つ」

哲学者ジャン・ポール・サルトルの言葉。

 

「最大多数の最大幸福」

哲学者ジェレミー・ベンサムの、量的功利主義を表した言葉。初めて言ったのはフランシス・ハッチソン。

 

「万物は流転する」

哲学者ヘラクレイトスの言葉。

 

「自然に還れ(かえれ)」

哲学者ジャン・ジャック・ルソーの言葉。

 

「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」

ジャン・ジャック・ルソーの自伝『告白』が出典で、マリー・アントワネットの言葉ではない。「お菓子」とはブリオッシュのことである。

 

「地方自治は民主主義の学校である」

法学者ジェームズ・ブライスの言葉。

 

「長期的には我々は皆死んでいる」

経済学者ジョン・メイナード・ケインズ​の言葉。

 

「天使は見えないから描かない」

画家ギュスターヴ・クールベが残した言葉。

 

「自然を円筒、球、円錐としてとらえよ」

画家ポール・セザンヌがエミール・ベルナールに宛てた手紙の中で述べた言葉。

 

「形態は機能を喚起する(Form Evokes Function)」

建築家ルイス・I・カーンの言葉。

 

「形態は機能に従う(Form Follows Function)」

建築家ルイス・サリヴァンの言葉。

 

「芸術は必要にのみ従う」

建築家オットー・ワーグナーの言葉。

 

「すべての細胞は細胞から生じる」

白血病の発見・命名者ルドルフ・フィルヒョウの言葉。

 

「事実は小説より奇なり」

詩人ジョージ・ゴードン・バイロンが著書『ドン・ジュアン』で残した言葉。

 

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」

藤原道長の言葉。藤原実資(ふじわら・の・さねすけ)の『小右記(しょうゆうき)』が出典。

 

「平家にあらずんば人にあらず」

武士 平時忠(たいら・の・ときただ)の言葉。

 

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

江戸時代の大名 上杉鷹山(うえすぎ・ようざん)の言葉。

 

「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚き」

武田信玄の言葉。

 

「勝って兜の緒を締めよ」

武将 北条氏綱(ほうじょう・うじつな)の言葉。

 

「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」

築城の名手 藤堂高虎(とうどう・たかとら)の言葉。

 

「願わくは我に七難八苦を与えたまえ」

戦国武将 山中鹿介(やまなか・しかのすけ)の言葉。

 

「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」

1582年に恵林寺(えりんじ)で焼き討ちに遭った際に快川紹喜(かいせん・じょうき)が残した言葉。圜悟克勤(えんご・こくごん)の仏教書『碧巌録(へきがんろく)』に収められた杜筍鶴(と・じゅんかく)の詩が出典とされる。

 

「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」

神尾春央(かんお・はるひで)の言葉。江戸時代の百姓の生活苦を象徴している。

 

「児孫のために美田をかわず(じそんのためにびでんをかわず)」

西郷隆盛の言葉。

 

「板垣死すとも自由は死せず」

岐阜事件で板垣退助が襲撃された際に言った言葉。板垣の秘書 内藤魯一(ないとう・ろいち)が言ったという文献も見かける。

 

「我、太平洋の架け橋とならん。」

東大に入学する新渡戸稲造が当時の面接官 外山正一(とやま・まさかず)に対して言った言葉。

 

「ニイタカヤマノボレ二〇八」

太平洋戦争時に日本軍で使われたハワイ海戦の開戦日の暗号電文。

 

「ヒノデハヤマガタトス」

太平洋戦争時に日本軍で使われたマレー作戦の開戦日の暗号電文。

 

「世界中の女性の首を真珠でしめてご覧に入れます」

「真珠王」こと御木本幸吉(みきもと・こうきち)の言葉。

 

「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」

政治家 大野伴睦(おおの・ばんぼく)の言葉。

 

「国を焦土と化すとも満州国承認を行なう」

「焦土外交」を展開した内田康哉(うちだ・こうさい)の言葉。

 

「国が焦土となるのを避けるのが外交であろう」

内田康哉に対して清沢洌(きよさわ・きよし)が言った言葉。清沢は著書『暗黒日記』で知られる。

 

「地雷を踏んだらサヨウナラ」

写真家 一ノ瀬泰造(いちのせ・たいぞう)が友人 赤津孝夫(あかつ・たかお)への手紙の中で残した言葉。赤津孝夫はエイアンドエフの創業者として知られる。

 

「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」「芸術は爆発だ」

芸術家 岡本太郎の言葉。

 

「ラテンアメリカではラテン語が話されている」

アメリカ第44代副大統領 ダン・クエールの言葉。この意味不明な言葉は、彼が第1回イグノーベル教育賞を受賞する理由の一つになった。

 

「なぜベストを尽くさないのか」

ジミー・カーターが原子力潜水艦建造計画の面接時に「兵学校の成績ではベストを尽くさなかった」と述べた際「原子力海軍の父」ことハイマン・リッコーヴァーから返された言葉で、カーターの自伝のタイトルにもなっている。ドラマ『TRICK』の登場人物・上田次郎の著書のタイトルに使われたことで知られる。

 

「記憶にございません」

小佐野賢治(おさの・けんじ)がロッキード事件の証人喚問の際に繰り返し発した言葉。

 

「Boys be ambitious!」

クラークの言葉。その後には「like this old man」という言葉が続いていたといわれる。大島正健(おおしま・まさたけ)が「青年よ大志を抱け」と訳した。

 

「Stay hungry, stay foolish」

スティーブ・ジョブズの言葉として有名。スチュアート・ブランドが創刊した雑誌『ホール・アース・カタログ』が出典。

 

「愛の反対は憎しみではない。愛の反対は無関心である」

A・S・ニイルの言葉とされている。後にエリ・ヴィーゼルやマザー・テレサが引用している。
 
「生きてるだけで丸儲け」
明石家さんまの言葉として有名。もともとは「別府観光の父」こと油屋熊八(あぶらや・くまはち)の言葉とされる。
 
 「これは川ではない。滝だ」
ローウェンホルスト・ムルデルが早月川(はやつきがわ)を見て言った言葉。かつてはヨハニス・デ・レーケが常願寺川(じょうがんじがわ)を見て言った言葉とされていた。
 
「おやじ、涅槃で待っている」
俳優 沖雅也(おき・まさや)が遺書に書き残した言葉。
 

「小指の痛みは全身の痛み」

沖縄問題を象徴する言葉。喜屋武眞榮(きゃん・しんえい)が言った。

 

「これ、本番ですか?」

初めて宇宙に行った日本人 秋山豊寛(あきやま・とよひろ)の宇宙での第一声。松永邦久(まつなが・くにひさ)の問いかけに対しての返事。

 

「地球は青かった」

ガガーリンの言葉。その後には「どこを見回しても神はいなかった」という言葉が続くが日本ではあまり知られていない。

 

「宇宙から見た地球には国境が見えない」

毛利衛の言葉。実際にはメキシコとグアテマラの国境はわかったという。

 

「商人が予言者になってしまってはいけない」

「日本の時計王」こと服部金太郎(はっとり・きんたろう)の言葉。

 

「天災は忘れたころにやってくる」

物理学者 寺田寅彦の言葉。

 

「雪は天から送られた手紙である」

物理学者 中谷宇吉郎の言葉。

 

「芸塾は長く人生は短し」

「医学の祖」ことヒポクラテスの言葉。

 

「癌出来つ意気昂然と二歩三歩(がんできつ いきこうぜんと にほさんぽ)」

病理学者 山極勝三郎(やまぎわ・かつさぶろう)の言葉。山極は世界で初めて人口癌を作ったことで知られる。

 

「一人殺せば悪党だが、100万人殺せば英雄になる」

映画『殺人狂時代』のチャーリー・チャップリン演じる主人公のアンリ・ヴェルドゥが発する言葉。

 

「お楽しみはこれからだ」

世界初のトーキー映画『ジャズシンガー』に登場する言葉。アル・ジョルソン演じる主人公のジェイキー・ラーヴィノヴィッツが発した。

 

「我包帯す、神癒し賜う」

血管結紮による止血法を提唱したアンブロワーズ・パレの言葉。

 

「気持ちが入ってないからボールだ」「俺がルールブックだ」

野球審判員 二出川延明(にでがわ・のぶあき)の言葉。

 

「グラウンドには銭が落ちている」

野球監督 鶴岡一人(つるおか・かずと)の言葉。漫画『グラゼニ』の由来になった。

 

「わが巨人軍は永久に不滅です」

長嶋茂雄の引退セレモニーにおける言葉。

 

「ワレイマダモッケイタリエズ(我、未だ木鶏たりえず)」

横綱 双葉山の連勝が69で止まった時に安岡正篤(やすおか・まさひろ)に打電した言葉。「木鶏」とは、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす。

 

「この辺りはイワカガミが咲いて、きれいです」

茅ヶ岳(かやがたけ)において登山家 深田久弥のガイドであった山村正光の言葉。これに対する返答「そうですか」は深田最期の言葉となった。

 

「Because it is there.」

ニューヨーク・タイムズの記者の質問「なぜ山に登るのか」に対するジョージ・マロリーの答え。田中昌太郎(たなか・しょうたろう)は「それがそこにあるから」と、藤木九三(ふじき・くぞう)は「そこに山があるから」と訳した。

 

「そこに山があるから私は岐阜大学に行くのである。」

「棲み分け理論」で知られる今西錦司(いまにし・きんじ)が岐阜大学学長に赴任するときの言葉。

 

「そこに何もないからです」

「なぜ北極に行くのですか?」という問いに対する荻田泰永(おぎた・やすなが)の言葉。

 

 

【キャッチコピー】

「わけあって、安い。」(無印良品)

小池一子(こいけ・かずこ)が考案。

 

「くうねるあそぶ」(日産・セフィーロのCM)

糸井重里が考案。糸井重里は代表作がたくさんありすぎて何が落としになるかわからない。

 

「一粒300メートル」(グリコ)

岸本水府(きしもと・すいふ)が考案。

 

「カルピスは恋の味」

高橋鉄(たかはし・てつ)が考案。

 

「カラダにピース」(カルピス)

坂本和加(さかもと・わか)が考案。

 

「ココロも満タンに」(コスモ石油)

仲畑貴志(なかはた・たかし)が考案。

 

「野菜をもっと 食べましょう」「愛は食卓にある」「男は黙ってサッポロビール」

秋山晶(あきやま・しょう)が考案。

 

「今日を愛する。」(ライオン)

岩崎俊一(いわさき・しゅんいち)が考案。

 

「あなたと、コンビに。」

一倉宏(いちくら・ひろし)が考案。

 

「ピッカピカの一年生」「セブンイレブンいい気分」

杉山恒太郎(すぎやま・こうたろう)が考案。

 

「でっかいどお。北海道。」

眞木準(まき・じゅん)が考案。

 

「そうだ、京都、いこう。」

太田恵美(おおた・めぐみ)が考案。

 

「君のひとみは10000ボルト」

土屋耕一(つちや・こういち)が考案。堀内孝雄の楽曲に使われた。

 

「ダイヤモンドは永遠の輝き」(デ・ビアス社)

フランシス・ゲレティ(Frances Gerety)が考案。

 

「I'm Lovin It」(マクドナルド)

ジャスティン・ティンバーレイクの楽曲に由来。

 

 

【アナウンサーの名実況】

「世界中の秋晴れを、全部東京に持ってきたような素晴らしい秋日和であります」

東京五輪開会式での北出清五郎(きたで・せいごろう)の言葉。

 

「伸身の新月面宙返りで描く放物線は、栄光への架け橋だ!」

2004年アテネ五輪体操の冨田洋之(とみた・ひろゆき)の演技に対する刈屋富士雄(かりや・ふじお)の言葉。

 

「This is プロ野球!」

1988年のロッテvs近鉄の試合「10.19(じってんいちきゅう)」における安部憲幸(あべ・のりゆき)の言葉。

 

 

【城山三郎の小説のタイトルにもなった言葉】

「粗にして野だが卑ではない」
国鉄総裁として初めて国会に呼ばれた際、石田礼助(いしだ・れいすけ)が自己紹介で使った言葉。
 
「もう君には頼まない」
石坂泰三(いしざか・たいぞう)が当時の大蔵大臣 水田三喜男(みずた・みきお)に対して発した言葉。
 
「わしの目は十年先が見える」
実業家 大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう)の言葉。

 

 

【失言】

「諸君も頭が熱いようじゃ。ちとお冷やしなされては」

曾禰荒助(そね・あらすけ)が言った。これが国会での失言第1号となった。

 

「東京渡辺銀行がとうとう破綻をいたしました」

片岡直温(かたおか・なおはる)が言った。昭和金融恐慌のきっかけを作ってしまった

 

「貧乏人は麦を食え」

池田勇人が木村禧八郎(きむら・きはちろう)に対して言った。

 

「バカヤロー」

吉田茂が西村栄一に対して言った。

 

「黙れ!」

佐藤賢了(さとう・けんりょう)が宮脇俊三の父・長吉(ちょうきち)らに対して怒鳴った。

 

「朕はタラフク食ってるぞ、ナンジ人民飢えて死ね」

「プラカード事件」で松島松太郎(まつしま・まつたろう)が掲げた言葉。松島は日本最後の不敬罪を受けた。

 

「東北は熊襲(くまそ)の産地」

ACの創設者やサントリーの第2代社長として知られる佐治敬三(さじ・けいぞう)が番組『JNN報道特集』で発した言葉。