【ツール・ド・フランス】

考案者→アンリ・デグランジュ(スポーツ紙『ロト』の編集長だった。)

主催→アモリ・スポル・オルガニザシオン(略して「ASO」。)

 

第1回大会のスタート地点→レヴェイユ・マタン

第1回大会で優勝→モリス・ガラン(第2回大会では汽車に乗って失格となった。)

第1回大会で最後に完走→アルセーヌ・ミロショー

第2回大会の優勝→アンリ・コルネ(19歳11ヶ月の最年少優勝記録も持つ)

第3回大会の優勝→ルイ・トゥルスリエ

第4回大会の優勝→ルネ・ポティエ

第5,6回大会で優勝し、初めて連覇→ルシアン・プティブルトン

第7回大会で優勝し、初めてフランス国籍以外で優勝→フランソワ・ファベール

 

1919年に初めてマイヨ・ジョーヌに袖を通した→ウジェーヌ・クリストフ(1913年においてトゥルマレ峠でフレームを折り、自転車を担いでふもとの村・サントマリー・ド・カンパンまで14km歩き、村の鍛冶屋で自ら溶接したという伝説がある。)

 

1922年に優勝→フィルマン・ランボー(36歳の最年長優勝記録を持つ)

 

1926年に日本人として初めて出場→川室競(かわむろ・きそう)

 

1953~1955年に優勝し、初めて3連覇→ルイゾン・ボベ

 

1991~1995年に優勝し、初めて5連覇→ミゲル・インデュライン

 

1999~2005年まで7連覇するも、後にドーピングが発覚して取り消された→ランス・アームストロング

 

史上最多の16回完走→ヨープ・ズートメルク

 

【ジャージ】

総合1位→マイヨ・ジョーヌ(黄)

ポイント賞→マイヨ・ヴェール(緑)

山岳賞→マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(白地に赤い水玉)

新人賞→マイヨ・ブラン(白)

敢闘賞→ドサール・ルージュ

最も遅い選手→ランタン・ルージュ

 

【ジロ・デ・イタリア】

グランツールのうち、1年で最も早く開催される

ガゼッタ・デロ・スポルトが主催

 

第1回優勝→ルイジ・ガンナ

第2,3回優勝→カルロ・ガレッティ

 

1950年にイタリア国籍以外の選手として初めて優勝→ユーゴ・コブレ

1990年に日本人として初出場→市川雅敏

 

総合優勝者に贈られるジャージ→マリア・ローザ(バラ色)

 

【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

グランツールのうち、1年で最も遅く開催される

第1,2回優勝→フスターフ・デロール

総合優勝者に贈られるジャージ→マイヨ・ロホ(赤)

2011年、日本人として初出場→土井雪広(どい・ゆきひろ)

 

【ツール・ド・スイス】

グランツールにこれを加え「世界四大ツール」と呼ばれる

毎年6月に開かれることからツール・ド・フランスの前哨戦ともいわれる

第1回優勝→マックス・ブッラ

 

【世界自転車選手権】

総合優勝者に贈られるジャージ→マイヨ・アルカンシエル(5色のボーダーは5つの大陸を表す)

 

【複数大会制覇】

1949年にツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアを制し、史上初のダブルツール制覇→ファウスト・コッピ

1957年にツール・ド・フランス、1960年にジロ・デ・イタリア、1963年にブエルタ・ア・エスパーニャを制し、史上初のグランツール制覇→ジャック・アンクティル

 

【その他】

自転車の山岳ステージに置いて、タイムアウトにならない程度にゆっくり走る集団→グルペット