試合中に頭に血が上るとなかなか戻せないものです。いくらセルフトークで言い聞かせても落ち着かない時もあります。こんな時は意識で血液の流れを直接調節することは無理なので、身体の自然な機能に働きかける方法を利用してみるといいと思います。
普通、パニックに陥った時というのは、身体の血液は、何とかしなくてはと考える脳に集中してしまう。そして、考えれば考えるほど血液が脳に集中してしまうという悪循環に入ってしまうのです。
脳に血液が集中すると、確実に手足の運動機能が落ちます。いわゆる、手足が震えたりして、自分の身体じゃないみたいな状態になってしまうわけです。
対処法の一つを紹介しましょう。屈伸運動をすることで、かかとにある自律神経をコントロールするツボを刺激して交感神経の働きを抑えてくれるという説があります。プロの選手でも実践している場面をよくみます。
お試しあれ。