先日、ハワイから思いもよらぬショッキングなニュースが・・・。(^_^;)
ワイキキの代表的なラグジュアリーホテル、あのハレクラニが、何と突然クローズを発表
ほぼ観光業で成り立っているハワイ経済、ある意味世界で、最もコロナ禍のダメージを受けていると言っても過言ではなく・・・その影響はとうとうハレクラニまで。
まぁ、正確には、どうやらコロナ禍が長引きそうで、しばらく営業再開の目途が立たないので、これを機に思い切った大改装を決断、つまり撤退するのではなく、あくまで一時的なクローズなのですが・・・。
工事期間は最短でもほぼ1年間、ニューハレクラニをお目に掛かれるのは早くとも来年の7月以降、私たちにとっては、再来年の5月まで訪問することができなくなりました。
ちなみにワイキキ中心に、せいぜいカハラからチャイナタウン間くらい、極度に行動範囲の狭い私たちは、ハワイラヴァーというよりワイキキラヴァー、それも個人的には、ハレクラニ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーのワイキキ3大ラグジュアリーホテルのラヴァーでして・・・。(^-^;
ノーレイン・ノーレインボーならぬ、ノーハレクラニ・ノーワイキキ・・・決して大袈裟でなく、特にハレクラニが何かとなじみ深い、そして一番のお気に入りスポットでしたので、もう本当に残念ですね。
なので今回はいつもの記事とはガラリと趣向を変え、あくまで個人的な備忘録として、今後もう二度と体験することのできない、懐かしい旧ハレクラニ内の画像などを。
貴重な休憩場所としてすっかり定着、涼しい汐風が吹き抜ける、この落ち着いた雰囲気のロビーともこれでお別れ
ゆったりとしたソファーに座って、中庭をボーっと眺めていたり、ちょっとうたた寝など、ゆる〜いひと時が好きでした
現在の常宿であるHHVのコンドミニアムからワイキキに向かう際、サラトガ通りを歩いて、ハレコアパークやトランプホテル前を通り、一旦このハレクラニでトイレ&ひと休み、そしてルワーズ通りを抜け、目抜きのカラカウア通りに・・・というのが定番のコースでした。
毎週水曜日に開催される 『マネージャーズ・カクテルレセプション』 ・・・ちなみに昨年はこの中庭で行われていました
思い出深いハレクラニ・・・といっても、私たちが宿泊したのは、実はたったの一度だけ、2011年のハワイ滞在時、当時の常宿はモアナ・サーフライダーだったのですが、この年だけは最初の1週間をモアナで、その後の2週間をこのハレクラニに宿泊しました。
ちなみに滞在日が運よく水曜日に当たれば、週に一度ホテル主催の、宿泊者だけが無料で招待される、この 『マネージャーズ・カクテルレセプション』 に参加できます。
当時は2階ゲストハウス&広いラナイで行われていました
まだガラケーのカメラでしたので、画像が悪い (^-^;
ダイヤモンドヘッドをバックに
ビュッフェ形式の料理の数々がなかなか豪華、お酒の種類も充実、先方のダイヤモンドヘッドやビーチ、配下の青いプールを眺めながら、カクテルやワイングラス片手にのんびり優雅に過ごせる素晴らしい企画・・・今となってはとてもいい思い出ですね。
ちなみに部屋は・・・
スタッフさんの行き届いたホスピタリティ、コンパクトながら清潔感がありますし、部屋からの見晴らしも最高、バスタブとシャワーが別など利便性も良かったですが、個人的には部屋自体、特に際立った印象もなく・・・正直あまり覚えてません。(^-^;
キッチンがないので、たまにテイクアウトした料理をラナイ持ち込んでディナー
プール越しにビーチを眺めながら・・・
三井不動産系、帝国ホテルフューチャリングの、ある意味純粋な日本式ホテルであるハレクラニ、ちなみにハレクラニとはハワイ語で 『天国にふさわしい家』 という意味、あくまで個人的にですが、居心地の良さやスタッフさんのサービスは、ちょっと他のホテルとは別格。
特にこの年、前半のモアナ・サーフライダーから移動して来た際の、ハレクラニの何とも言えない安心感 (^_^;) まぁ、モアナはモアナで、また別のアメリカンな良さがあるのですが・・・。
ビーチに隣接する、このブルーの大きなプールも魅力的
宿泊者ではない時も、まぁ本当はいけないのですが・・・ひとり行動の時、コッソリ忍び込んでは、ちょっとだけ利用させていただきました (^_^;)
ロイヤルハワイアンがピンクと緑なら、このハレクラニは青と白のイメージでしょうか?
このプール、ワイキキのラグジュアリーホテルの中で、最も広くそして優雅、ビーチに隣接しているので、すぐにビーチに移動できます。
たまにこのスパ・ハレクラニにも
ガーデン前のテラスで、まずは足湯
ちょっとゴージャス感のある施術室で90分のロミロミ
施術後は再び、ガーデンテラスに戻って、温かいハーブティなどを飲みながら、ボーっとサンセットの風景を眺めているのも、何気に至福のひと時でした。
ロミロミは結構いろいろなお店で体験しましたが、さすがスパ・ハレクラニ、ちょっと他とはレベルが違い、本当に気持ちいいんですよ。
ちょっとショップを覗いたり・・・
そして、3つあるレストランにもお世話になりました・・・ビーチに隣接し、どこからでもダイヤモンドヘッドが
2016年に突然倒れたしまった、樹齢130年のキアヴェの木・・・今でもハレクラニのシンボル
個人的に最も数多く訪問したのが、カジュアルなカフェレストラン・・・ハウス・ウィズアウト・ア・キー
よくここで、ひとりビアランチなどを (^_^;)
何を注文しても、もれなく付いてくるパン(・・・サンドイッチでも (笑))薄いクラッカーのようなラボッシュや、ウベ(紫芋)のパンが印象的
同じくもれなくついてくる?パンを狙うたくさんのスズメ・・・束の間、癒してくれますが、何気に結構しつこくて (^-^;
ビールではなくワインの時も・・・青に映えるロゼのクリスタルピンク
実は好きなメニューがこのボロネーゼ・・・ここでボロネーゼなど食べているのは私だけ?と思いきや、意外にも人気メニューだそう
クラブサンドなど、サンドイッチの時も
このハウス・ウィズアウト・アキー、一度の滞在中、毎度少なくとも3回はお邪魔していた、お気に入りのランチスポット・・・嫁さんと一緒の時もありますが、別行動日に1人で来ることが多かったですね。
ちなみに夜は、フラ&ハワイアンバンドのショーを見ながらのディナーが人気で、結構お客さんも多く賑やかなのですが、何気に昼間は空いていてとても静か、ここで1時間くらい、1人でボーっとした時間を過ごすのがお気に入りでした。
そして先に見えるのが・・・
オーキッズ・・・ハウス・ウィズアウト・ア・キーより、ちょっとグレードアップ?した感じのカフェレストラン
どこのテーブルからも素晴らしい風景、そして潮風が気持ちいい
ランチタイムではエッグベネディクトや
ブルーベリーパンケーキなどを
このオーキッズ、毎週日曜日限定ビュッフェスタイルのサンデーブランチが人気でしたが・・・どちらかといえばファミリー向け?値段もドリンクやチップ込みで1人およそ100ドルと、ランチとしてはかなり贅沢。
個人的に、私たちのように静かにのんびり過ごしたい派には、むしろ平日ランチの方が絶対にお勧め・・・ビュッフェを何度も往来する人たちや、キッズが店内を走り回ったりしていない分とても静か、素晴らしい風景を眺めながら、涼しい潮風に波の音、まさに五感で楽しめる大人のランチスポット。
こちらはディナータイムのオーキッズ・・・前方はハウス・ウィズアウト・ア・キーですが、ガーデンテーブルには結構な人
目的はここのシンボル、キアヴェの木をバックにした、フラ&ハワイアンバンドのショー
ディナーメニュー・・・意外にもコースはなく、アラカルトでいろいろ
そしてハレクラニ名物といえばココナッツケーキ・・・日本のケーキと同様、甘さ控えめで、ココナッツのザクザク感が楽しい、軽〜い風味のとてもおいしいケーキ、ホテル内のどこのレストランやバーでも食べれます
そしてハレクラニのメインダイニングといえばラ・メール・・・オーキッズの真上、ここも2階からの風景が素晴らしいレストラン
料理は本格フレンチコース・・・ビジュアルもキレイなお皿が次々
ちょっと幻想的なサンセットタイム
フレンチコースにワインペアリング
食後はラ・メールの下にあるラウンジバー・ルワーズ・ラウンジ
雰囲気のあるカウンター
ジャズの生演奏を聴きながら、ここでもワインやカクテルを
不思議なもので、ここに2週間宿泊した際は、スパやショップはもちろん、レストランやバーさえ一度も利用することがなく、食事も買い物もホテル外のお店で済ませてまして、ハレクラニを楽しむようになったのはむしろそれ以降・・・フラっとロビーにお邪魔したり、レストランやスパを利用するようになりました。
ちなみにハレクラニに関わらず、ワイキキのリゾートホテルは、宿泊しなくとも、ホテル内の施設を気軽に楽しめるのがいいですね。
それにしても・・・もうこの風景を見ることはないんですねぇ
こんなことになるなら・・・予定通り今年も5月にハワイに行きたかったですねぇ。
そもそもコロナさえなければ、またこんなにコロナ禍の影響が長引かなければ、このタイミングで大改装することもなかったわけで、あらためてコロナ憎し。(^-^;
まぁ個人的には、再来年の5月になれば、再びハレクラニを訪れることができるのですが、当然近代的なホテルに生まれ変わる訳で、今ならではの懐かしい雰囲気は、もうすっかり変わってしまうのでしょうね。
まぁそれでも、ハレクラニはハレクラニ・・・ニューハレクラニもきっと素晴らしいホテルになることでしょう。
とりあえず今のハレクラニには、本当にたくさんの思い出をありがとう!と、あらためて深く感謝したいですね。