昨日はディナーで、久しぶりに東麻布のうなぎの老舗に訪問。
五代目 野田岩・・・今回はこの老舗風情漂う本館ではなく
すぐ近くにある別館の２階席にて・・・予約の場合はここになります
何気にこの野田岩とは長いお付き合い・・・会社員時代はお客さんの接待で、その後はずっとプライベートで・・・今でも、うなぎといえば個人的にはここか南千住の尾花です。
ちなみにいつも安定して、ほぼ同じ味が楽しめる尾花に対し、最近の野田岩は、もうお邪魔するたびに、ほぼ毎回うなぎやタレの味わいが変わっている印象なのですが・・・。
今回も料理はコースで・・・まずはうなぎの煮凝りと子持ち昆布
そしてまぐろの刺身
ここで白焼きが登場・・・重箱の下が湯せんで冷めないように
それほど脂が乗っていないタイプのうなぎ。
生山葵を添えて、塩か醤油で・・・これはこれでサッパリ美味ですが
ここでもブレずボトル赤ワイン・・・フランス・ブルゴーニュもの
ジュブレ・シャンベルタン ブシャール・ペール・エ・フィス
うなぎとフカヒレの茶碗蒸し
蒲焼が焼けるまでまだ時間が掛かりそうなので・・・コース外でう巻き
うな重＆肝吸いが到着です
先ほどの白焼きと違い、脂が乗って食べごたえのありそうな蒲焼
ふっくら柔らかでおいしい蒲焼、タレもちょうどいい感じでした
デザートはメロン
ごちそうさまでした・・・こちらが別館の外観、静かな住宅街にあります
ちなみにお店の目の前は東京タワー
野田岩のうなぎ、もちろんおいしいに決まってますが、あくまでその中で比較評価するなら・・・前々回はハズレ、前回は大当たり、今回はその中間という感じでした。
正直、白焼きはイマイチでしたが、うな重がおいしかったですね。
ちなみに何気に初めてお邪魔した別館でしたが・・・この日のお客さんはほとんどが、比較的マナーの良い中国系の皆さん
いつの間にスタッフさんも中国系の方なので、サービスも実に中国式・・・食べ終わったとたん、もう速攻で食器を下げられます。(^-^;
更にうな重はうなぎが肉厚でボリューミーなのですが、ご飯の量も明らかにこれまでと比して増量、何気に結構満腹に・・・。
のんびりうなぎ料理でワイン・・・ここのコンセプト通り、とても満足なディナーでしたが、いつもは何も気にならなかった赤を基調とした店内、中国系のスタッフさんの接客ぶり、中国系の方々が満足できるうな重のボリューム・・・野田岩がすっかり中国仕様のお店になってしまった印象で、ほんのり複雑な気持ちでお店を出ました。