「あなたの欠点、悪いところを挙げてください」
そう言われたら、何個ぐらい出てきそうですか?
5個?10個?それとも、もっと?
探せば探すほど出てきてしまいそうなものですよね。
たとえば自分なら?
・話がつまらない ・というか口ベタ、口数少ない
・あきらめが悪い ・なんか陰気臭い(暗い)
・要領が悪い ・理屈っぽい
・人の名前を覚えるのが苦手 ・人の目を気にする
・もともと老け顔でなおかつ変顔(とある一発芸人に似ているといわれる)
・一人称の「自分」というのが、昔の軍隊の人のように聞こえる(らしい)
なんて、迷うことなく思いつくものでも10個。
考える時間があれば、まだまだ10個くらいは楽に出てきそうな勢い(苦笑)
でも。
「あなたの長所、良いところを挙げてください」
と言われたら?どうですか。
いくつか思いつく人でも、悪い所よりも多く出せる人ってほとんどいないらしいです。
自慢じゃないですが、以前の自分は一つも挙げられませんでした(エッヘン 笑
そんなわけで、自分はこう思ってました。
「俺なんて、いてもいなくても変わらないし、何もできないし?生きている意味なん
てないじゃん」と。
こんなマイナス思考?名づけて「ダメ人間思考」
ダメ人間思考に陥っている人、いませんか?
ここで自分は「ダメ人間同盟を組もう!!」と、メンバーを募集するつもりはありま
せん。
ただ、ちょっと振り返って考えてみてほしいことがあります。
自分のダメなところが分かるって、どういう意味なんでしょう?
自分のことを振り返らないで、いつも威張っている人はウザいですよね?(苦笑)
でも、「ダメ人間思考」の人は威張るどころかちゃんと自分の悪い面を捉えている。
そしてそれから眼を背けずに、しっかり認めている。
自分の悪い部分って、なかなか認め難いものなのに。
?そうやって考えると、ちょっとすごいことだと思いませんか?
自分のマイナスなはずの部分から、評価されうる部分が出てきてしまう。
これに気付いた自分は、調子に乗ってこんなことも考えてみました。
それは「悪い面を好意的に捉えてみたらどーなるか」ということ。
たとえば、
・あきらめが悪い
→粘り強さがある、最後まであきらめない精神を持っている(古くは「雑草魂」と
も)
・理屈っぽい
→感情論のみに頼ることなく、物事を冷静に考えることができる
・要領が悪い(ならば、それを補う方法としてスケジュールを作ればいい。その結
果?)
→計画的に行動できる
・話がつまらなくって、口ベタ(だから口数は少なく、話し手になることも少ない)
→だったら、話し手よりも難しいと言われる聞き手としての能力を磨けばいい
え、誰ですか?
「ただの開き直りじゃないか」なんてツッコミを入れる人は?(苦笑)
べつに良いでしょう?
「あいつは粘り強いやつだ」「冷静に考えられるやつだ」
どう見ても褒め言葉でしょ?
長くなりますが、対人恐怖を抱えていた人間の視点から?「聞き手」「話し手」とい
うのはどうか。
確かに、おしゃべり上手でみんなを楽しませてくれるような人を見ていると、話せる
ことがうらやましく思えます。
でも。
もしも、その場にいる人全員が話し手を目指したらどうなるか?
きっと話が進みません。
みんなが自分の話をしようとして、誰かが話し始めれば他の誰かが出てきて?と、こ
の繰り返し。
大切なのは単に「たくさん話せる」ことではなく、話を聞くこと。
その場の話の流れをちゃんと把握できること。
話の流れを把握していれば、話を振られても何かしらの反応は返せます。
「あ、こいつはちゃんと話を聞いているな」と感じてもらえれば、
こちらから話しだすことはできなくても、話をするきっかけはきっと回ってきます。
それに「今は話を聞いておこう」とか「話が途切れたら自分も話せそうな内容だな」
なんて考えることもできるはず。
逆に話を聞けないと相槌も打てないし、それでは相手も「こいつ、俺の話聞いてるの?
」と不安になってしまう。
そのうえ自分ばっかり話すようでは、ただのウザいやつになってしまいかねない。
話していることが今までの流れと全く関係のないものに飛びまくっていれば、なおの
こと。
なによりも、いくら話そうとしたって、それがつまらない話では逆効果ですよね。
こんな逆効果なことを実際にやってしまったのが、そう、自分(笑)
当時の自分はとにかく友達を増やそうと、無理やり思いつきを話しまくっていました。
その結果、一時的には友達が増えました。
が、そのうちに「化けの皮」が剥がれてしまう。
「こいつ、いろいろ話すけど?つまらん」と、バレてしまう。
自分としても、無理やり話を作っているから疲れてきて、気づけば話せることも少な
くなっていく。
?もう、結果は見えていますよね。
友達は増えるどころか、むしろ減ってしまいました。
一度仲良くなりかけても離れて行って、そのあとは気まずいから、お互いにくっつか
なくなって。
・・・ええ、そりゃぁ寂しかったですよ(笑)
結局、無理をしてしまうから、それが裏目に出てしまったのです。きっと。
こんな失敗を踏まえて後に行きついたのが、今までにグダグダと書いてきたもの。
実際、「聞き手」に徹するようになってからのほうが、自分に話しかけてくれる人は
ずっと多くなりました。
こちらから話しかけるのではなく「あちらから話しかけてもらえる」ようになった、
ということです。
みんな、こちらが口数の少ないやつだってことは分かっています。
だから「絶対に口は堅いだろう、少なくとも周りに話を広げることはないだろう」
と?そう。
相談やら愚痴やら、なぜだかそういう話を自分にする人が増えたんです。
当時は不思議でしたが、考えてみれば当たり前。
しっかり話を聞いていて、なおかつ口は堅い、絶対に人にバラさない。
愚痴聞き役や相談役として、これ以上ぴったりなやつはいません。
そして、周りからすれば
「あいつは口数が少ないはずなのに、ずいぶんと話が続いているな。
ってことは、思ったより話せるやつなのか?」と。
そんなふうに思って「じゃ、一度話してみるか」という気分になる人もいたようで。
一度愚痴やら相談やらを話してくれたやつは、普通に世間話をするようにもなったり。
そんなこんなで、ちょこちょこと話す友達ができてからは、そのつながりでどんどん
輪が広がって。
相変わらず口数は少ないものの、友達がいない、少ないという思いはすっかり無くな
りました。
「積極的に話せれば、絶対に友達が増える」などという良く聞くウソを打ち壊すこと
ができて、満足している自分です(笑)
ずいぶんと長い昔話になってしまいました。
この際ついでにもう少し。
初めのほうで挙げた「自分の悪いところ」で、「これはどーにもできんだろ」という
もの 自分の顔と、人の名前。
さすがに人の名前を覚えるのが苦手という事に良い要素なんて何もないので、こればっ
かりは直さないといけないことです。
まぁ、一人称については無視しておきましょう(苦笑)
でも、顔。
まさか「レッツプチ整形!」なんてことは言いません。
自分はバイトやらボランティアやらで子どもに接することが多いのですが、
子どもたちに「変な顔~!」と言われ続けて、早いことでもうすぐ3年!
変な顔、これが結構使えるんです。
コンプレックスと捉えてしまえばそれまでですが。
何も言わずとも、そのコンプレックスに興味を持ってくれる子がやたら多い(苦笑)
子どもいわく、イケメンのお兄ちゃんより
「イケメン=イケてないメンず」(←小学3年生の男の子が作った言葉)のほうが、
「緊張しないし何でも言える!」のだそうです。
子どもって正直すぎて残酷ですよね(笑)
ともあれ、コンプレックスが一転して、仲良くなるのに役立ってしまうというまさ
かの事実。
悪い気なんてまったくしません。
相手はニコニコしてこちらに話しかけて来てくれるのだから。
子ども同士ではちょっとまずい方法ではあっても、こんな「おいしい」ところを逃す
手は無いわけです。
もしも本気で「変顏発言」に対してショックに沈めば、子どもはどこかへ行っちゃい
ますが。
それなりに切り返すことができれば、もうそれだけで相手の方から仲良くなってくれ
る。
ただのイケメンが、人気のあるイケメンになれる。
(もちろん、ここでいうイケメン=イケてないメンず)
捉え方・使い方次第で
「コンプレックスを抱えている部分は、単なる弱点とも強力な武器ともなりえる」
と思うのです。
もしもどこかで、自分のようにコンプレックスを武器へと変えてしまうすべを身に付
けられたとしたら?
どうしようもないことかのように思えた悪いところは、もはや単なる「欠点」では無
くなっていることでしょう。
最近では俺の変顏に対し「笑うと顔がとろける~!」「見ていて飽きない顔」と、な
かなか詩的な表現をしてくれた子もいます。
ただ、実際のところ、
自分ひとりの力で、悪いところを良いところへと繋げていくことは難しい作業となる
はず。
言葉の上では表現できても、それを実感へと変えることは、考えているだけでは難し
い。
実感とするにはきっと、いろいろな場面や機会を経て、自分自身が変わっていかなけ
ればならないはずです。
また、もしも自分が変わり始めたなら、自分の悪いところを見つめると同時に、
「どういうことはできないが、それでもこういうことはできる」
「どこまでは出来て、どこからが出来ない」
ということが分かるなど、様々な自信も生まれてくることでしょう。
いずれにしても、周りの人々の存在が、ものすごく大きな助けとなります。
自分が変わるきっかけを与えてくれたのは、当時の数少ない友達と学校の先生でした。
たとえ普段はそうなり得るとは思えないような人々でも、
ふとしたことがきっかけで、自分に大きな変化を与えてくれることもあるかもしれま
せん。
それでも、やっぱり今のままでは動き出すことができない、そんな人もいるでしょう。
焦る必要はないです。
自分は大学に入学するまでの間をずっと「準備期間」として費やし、こんな講釈を垂
れています(笑)
チャンスを逃すこと無く見つめていれば、きっといつか機会は訪れます。
その機会を逃さないように・・・徐々に徐々に、できそうな事を見つけて動いていっ
てみてください。
だけどやっぱり自信がないという人は?
自分たちVFMのメンバーが、何かお手伝いできることもあるかもしれません。
思っていることを文章にしてみると?それだけでも、何かが見つかるかもしれません。
頑張っていろいろやってはみたけど、行き詰ってしまった。
そんな時にもVFMはずっと、ここで1つの「機会」として待っています。
VFM名古屋しゅーほー

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