親から叩かれたり暴言を吐かれたりしたことはありませんか?

  もしかしたら、今まで親からの躾だと思っていたことが、家庭内暴力や虐待じゃないかと、戸惑いはじめることはないでしょうか?  今、体罰があるから、自分の家族は普通じゃないんだ、自分の家族は虐待家庭だと、思い悩んでいる子達が増えています。事例と、会員自身の家族体験を振り返りながら、自己開示し、そのような子達の気持ちをどのようにうけとめていき、どのようにサポートしたらよいのか話し合いました。

 

  色んな意見が出ました。

・体罰があることと、愛されているかどうかは、一応、区別しておく必要があること。

 (親の体罰や暴言が少しでもあったら全く愛されていないと考えるのは極端であること。)

・虐待や家庭内暴力かどうかは、本人自身が決めること。

・虐待や家庭内暴力だと割り切るのではなく、どんな家族にもよい部分と悪い部分があること。

・虐待家族だと決めつけてしまうことで、家族が崩壊してしまうので、そう思いたくない気持ちが子供にある。

・体罰や暴言による苦しみを親にわからせる方法が必要。

・親のいらつきの背景(仕事のストレス、夫婦関係)を考え、客観視して捉え、親と距離をとる。

・自分の理想の家族像について考えてみる。

 

【新人会員 ももか(大学3年生)さんの感想】
今回初めて研修会に参加させていただきました。
テーマは家庭内暴力についてで、とても難しい問題でした。

 悩んで一生懸命書いてくださった相談事例をみんなで読み、先輩のお一人が類似した体験談等を紹介してくださり、色々な現実や意見を聞くことができました。
 その中でも私が一番印象に残っているのは、先輩が考えた相談者の方への返信の中の「戸惑っているんですね」という言葉でした。悩みを抱えていると自分が今どのような状況なのか整理するということは難しいです。

 

 ですが、第3者に悩みを話し、自分が今どこにいるのか、どういう気持ちなのかを整理して受け止めることは解決の糸口の一つであり、支えの一部になります。

先輩が仰ったこの言葉は、簡単なように見えて心にスッと届く深い言葉なのではないかと思いました。こうしてかけてもらった言葉はもし自分だったら一生忘れないのではないかなと感じました。

今回一生懸命書いてくださった文章から相談者の方の人柄や悩みに対する思いをくみ取り、どのように言葉をかけるべきかみなさんと考えるなかで「人の悩みに寄り添う」ということがどのようなことなのか少し実感できたように思えます。
 こうして人の悩みに寄り添い一緒に懸命に考え力になることのできる機会は本当に貴重なものでした。
 

最後に相談者さんに対してみんなでそれぞれの返事を考えましたが、その返事が相談者の方にとって少しでも支えになるものになればと切に願います 

 

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