病棟は、ICUに比べて狭く、スタッフの数も少ない。なかなか手を掛けて貰えず、身体の動かない夫は、不満の様だった。でも、私がいない時はなんでも助けて貰わないと、何もできないんだから、我慢しないでナースコールする様にいった。
pm3:15
夫の父が、到着。
お水を持って着てくれた。
具合はどうだと少し話をする。
直ぐに皮膚科の処置が入り、一旦病室を出で、売店へ行く。やっと昼ごはん。
昨日、母から様子を聞いていたので、心配したが、大丈夫と、感じたらしい。
父には、誰がいつ見舞いに行く予定なのか知らされず、昨日も、母が来ていることを知らず、驚いたとか。何だそれ。

病室に戻ると、足の処置をしながらリハビリの先生が来ていた。

リハビリ:「さぁ、この人は誰か紹介して下さい。」
と夫に言うと、
夫:「妻です。」
と、いった。

思ったより体が動くのが早いので、関節が固まらないうちにどんどん動かして行くとの事。傷にも注意しながら手や足の動かし方を指導された。お尻の床ずれにも注意して行くとの事。

リ:「しかし、いつからこうなんですか?」
と、お腹の肉をゆらしている。
夫:「えーっといつから?」
私:「結婚した時にはこの体で、一度ダイエットして10キロ痩せましたが、直ぐ戻りました。」
リ:「奥さんのお料理が美味しかったのかな?体重は?」
夫:「…」
私:「111キロです。」
リ:「わぉ!身長は?」
夫:「175センチです。」
リ:「そうかーじゃ、70~80キロにしないとね。」
夫:「でも、骨太でそれだけでも重いから…」
リ:「関係ないですよ!体重は体重ですから。」
私:「はははっ」

Dr.から、お許しが出て、明日立ってみるとのこと。わー頑張れ、夫よ。
そして足の傷の、写真を撮った。
2013.2.20
午前中、夫に頼まれた連絡などをし、デパートで、やっと大きいサイズのパジャマをみつけた。それからストロー付きのキャップ(ペットボトルに付けるやつ)も購入。
病院からの着信に、びびったけど午前中に一般病棟に移ったとのこと。早めに行って説明を受けて欲しいとの事だった。

pm0:30
夫は、一般病棟にいた。
夫:「おぅ、俺今来たところ、何にもルールが分からないんだ。」
私:「うん、私もだよ。」
少し説明を聞いて、ご飯到着。
今日はゼリーが付いてて喜んだ。

その後、高額医療についての説明。
明日は区役所行かなきゃ。

病室に戻ると、
看:「オムツ買ってありますか?」
私:「何も聞いていないので…」
看:「そうですか、買って来てもらうことになっているので」
私:「わかりました、買って来ます。」
近くの薬局で、1番大きいサイズを購入。

病室に戻ると、臭いがしていた。
沢山出たらしい。でも、出ると言うこと、臭うということは生きていると言うことなのだ。

大人用のオムツを抱えていると、本当に介護生活なんだと実感する。でも、これからが、本人のやる気、私の支えの始まりなんだと思う。

処置が終わると、
夫:「臭っただろー」
私:「しょうがないよ、さっぱりして良かったね。」
パジャマを、上だけ着せてもらっていた。
夫:「暑いなー」
という。まあ、着られてよかった。

食後の歯磨きは、自分でしたが、細かいところは出来ず手伝った。
友達へのメール、やらなきゃいけない事、日付感覚が戻り、やらなきゃいけない事色々説明してくれた。
色々と頑張ってたんだろうけど、普段から話してくれていないから、こう言う時わからなかったり、何かの期限が過ぎたり…もっと話してねと言ってみた。

看護師さんから、そろそろパジャマの用意をして欲しいと言われる。
普段からパジャマを着ないので、これから探すと話すと、見つかるまではレンタル250円との事。急がなきゃ。
レンタルの書類を書いている間も、お喋りが止まらず、私に注意される。

夫:「今何時?後どのくらいいられるの?」
私:「後30分。」
夫:「そうか、じゃー色々と頼むね。」
私:「うん」
夫:「雪だから、気をつけてね、スーパーとか、コンビニの前通ってね。」
私:「スーパーで買い物して行くわ。」
夫:「いいから、真っ直ぐ帰れよ」
私:「わかったよ。明日はお父さん来るって。」
夫:「最後に水ちょうだい。」
と、水を飲み、ハイタッチして、かえった。

夫の母や妹が、今までより喋り過ぎたり、気持ちや感情がですぎていて心配だと言っていた。意識障害なのかと心配していた。でも、私だけに言う事や、ひそひそ話もできるので、少しずつ落ち着くのかなとおもう。