個人的イベントなどで、少々間が空きましたが
金沢シリーズの続きを~
そう、今回の大切な目的の一つでもあった
こちら
髭長魯肉飯金沢工大前店
魯肉飯(ルーローハン)とは、台湾で永く愛されている
豚肉の煮込んだものを掛けて戴くお丼
都内の台湾料理店などでも提供されているのですが
こちらの髭長魯肉飯は、マックや吉野家的台湾国民のファストフードで
そのお味付けは、未だ他のお店で出会った事の無い美味しさなのです
かつては、当時住んでいた渋谷を本店に
歌舞伎町
六本木ヒルズ
と、馴染みのある生活圏ばかりに店舗を構えていたこちら
自宅から徒歩10分ほどだった渋谷店には
連日の様に通ったものでした・・・が
時代が早すぎたのか、定着せず・・・
日本から撤退してしまったかと思われましたが
なんと!
ふと、懐かしくなって検索してみたところ
日本に2店舗も!発見
ところが・・・さらになんと!その2店舗ともが・・・金沢
来春には新幹線が通るとは言え現在は上越新幹線&はくたかを乗り継ぐアクセス
燕三条系ラーメンにハマった時の、新幹線で通うかと思い詰めたのと同様の思いが・・ふたたび!
それにしても、さらに遠い・・・せめて静岡か名古屋辺りに・・・
とは言え、金沢と言えば母の実家
年に2回程度は行こうと思えば行ける土地です
今回の機会を外す訳には参りません
ただ・・・金沢県内でも、金沢駅からは少々離れている模様・・・
母や親戚に話すと、遠い!結構遠いわよ~
の連発
ところが・・個人的に調べてみたところ、金沢駅からバスで30分ほどというではありませんか・・
好きなラーメンを食べ歩いている身には、全く遠いなどという感覚は感じません
地方の方はマイカー移動が多いですし、通勤などの事情でもない限り
あまり遠出はしないので、感覚が違うのでしょう・・
むしろ私としては、せっかく金沢まで5時間半以上掛けて来ておいて
あと30分で念願の!髭長魯肉飯に辿り着けるのに、行かないという手はあり得ません(`・ω・´)
という訳で
ホテルチェックインと同時に確認しておいた
最寄り停留所からの時刻表を手掛かりに、時間調整をしておいたのですが
ちょうど、日航ホテルのランチ後に時間が取れそうだったので
そのまま、駅前案内所でバスを確認し→搭乗~
いいと言ったのに、母も心配して付いてきてくれました
バスで30分も乗ったのでしょうか・・普段、景色など見た事の無い私ですが
やはり、都心では見慣れない光景が興味深く・・熱心に見入っていて、スマホもほとんど見ない内に到着
(母はめったに足を運ばない地域の光景が、昔と変わった事に驚いてばかりいました)
終点の金沢工大前で降りたところ、目の前にも後ろにも学校らしき建物・・
土地勘がある訳でも無いので、スマホのマップだけでは見当が付きずらく・・・
お近くにいらした学生さんらしき方にお尋ねすると、通り沿いのもう少し先の右手に見えると
ご丁寧に教えてくださいました
お礼を言って、高橋川の橋を渡った場所に・・ありました!
高橋川の様子が一枚目の画像なのですが
驚くほどの鴨さん達が・・これまた驚くほどの~んびりと、川に漂っています
本当にのどかなたたずまいで・・泳ぐというより浮いている、漂っているというのがピッタリな状態
思わず、そんなにのんびりしてると、治部煮にされちゃうよ~
お店の前は駐車スペースになっています
実は、ホテルランチにスマホでサイトを確認したところ・・デリバリーの文字がありましたので
ダメ元でお電話で確認していたのです
残念ながら、その時hはデリバリーを行っていないという事でしたが
入店時、店頭で迎えて下さったのが・・どうやら、あのお電話で対応して下さったかたらしく
お声を掛けてみました
お電話でも、東京から楽しみに来て・・と懇願してみたのですが( *´艸`)
ここでも、以前は東京にも数店舗あって~とお話すると
その後、関西は神戸に出店されたらしく・・そちらも現在は閉店されたとの事で
私同様、関東圏はもちろん、関西からも懐かしがって訪れられる方が少なくないそう
そう言えば、サイトを検索した時にも
以前は、都内にもあったこちらを懐かしがっている方をちらほら見掛けました 店内に貼られたメニューやレジカウンター上のメニューを拝見し
都内にあった当時に比べ、ずい分バリエーションが豊富になったお料理の数々に目移りし
また、当時からあった懐かしいメニューに感激しながらも
注意深く、思い残す事の無い様選びます
本当は、端からぜ~んぶオーダーしてお持ち帰りしたい!
けれど、ここは金沢・・・
帰るのは翌日だし、さすがに冷蔵庫の保存後5時間半の行程ですので
あまり大量には無理・・・と涙を飲み
その日、ホテルで戴く用と帰りの列車で戴く用をセレクト
改めて・・店内を見渡しますと、やはり東京にあった店舗の1.5倍以上はある広さ
木を基調とした、あえて昔風の雰囲気のある造り
この時は14時を回っていましたが、学生さんらしき女性がお二人
工大というと男性が多いと思いますが、女性でも気軽に楽しめるお店の雰囲気は
先の感じの良い店員さんの、気さくな雰囲気からも伺い知る事が出来ます
そして、豊富になったメニューも
おつまみとしても、講義の合間の手軽な間食としても楽しめる用な
お小皿一品料理をメインに
ご飯などとも組み合わせの利く、フレキシブルなラインナップ
最初からお丼ものになっているタイプよりも、使い勝手が良いのが嬉しいですね!
さらには・・
お茶としても、デザート感覚でも楽しめるタピオカドリンクも
こんなに↑豊富な品揃えで専門店顔負けです(*´▽`*)
下北の事務所で勤務している際、近くにあったパールレディという専門店でよく戴いていましたが
タピオカって意外なほど腹持ちが良くデザート代わりにもなる満足度の高さなんですよね( *´艸`)
ソーダタイプもあったりと
さすが、台湾が本拠地のお店ならではで
興味深いものばかりですね
引き続き、お店の方にお話を伺ってみるとー
こちらのお店は、障碍者の方が働かれているそう
厨房でのお料理などをメインなのでしょうが
社長がそういったお志の強い方という事からでしょうか
カウンターにも、↑この様な張り紙が
学生街でもありますし、こうした入りやすい形でボランティア活動が存在しているのは良いですね
県外や企業の方の参加も歓迎しているそうで
20~70代の方も参加されているそうです さて、大満足の訪問の後
さすがにバスは1時間に2本程度ど聞いていたし
帰りはタクシーを覚悟しており
まさか、そう都合良くバスが来る訳無いしーとバス停へ時間を確認に向かうと・・・・来ました!
正に、私がバス停に辿り着き
時刻表を確認しようと覗き込んだ時・・・・バスがやって来ました!
私の髭長魯肉飯への情熱と想いが、神様に届いたのでしょうか・・感激です
すごいタイミングの良さだね~1時間に1,2本しか無いって聞いてたのに
と喜ぶ私の感激とは裏腹に・・・
一人で大丈夫というのに心配して付いてきた母が
遠い遠いと文句ばかり言うのをしり目に、なんとかホテルへ帰宅
まだ少々明るい時間ですが、途中の駅コンビニで入手しました
ご当地ビール
こちら↑をお供にお楽しみのお弁当をいただきまぁ~す そして、メインはもちろん~こちら↑
以前は、お持ち帰りと言えば
お髭の長いおじさんの顔の黄色いパッケージだったものですが
現在は、この様な豪華なお弁当タイプも!
こちらはルーローに加えさらに
三層肉(ばら肉)
皇帝肉(ほほ肉)
腱子肉(すね肉)
蹄膀肉(ひづめ肉)
猪脚(トンソク)
という5種類ものお肉からトッピングが出来るんです
その上、好きなお惣菜が選べるんですよ~しかも3種類も
その名も!髭長弁当(*^^)v
全てお好みで揃えられる、こちらの豪華お弁当が600
・・のところ、なんと!この日は割引で490
え~
って、なんだかTVショッピングの様になってしまいましたが
とにかく何かと感激ばかりです
これもひとえに?!私の髭長魯肉飯への情熱が引き寄せたのでしょうか・・感謝です
こちらが魯肉(ルーロー)部分
とろとろの脂身という事なのですが
あくまでこちらはコラーゲン
余分な脂はこれだけ煮込んでいる内に溶けてしまいますから
台湾のメジャー料理であるこちらは、角煮やそぼろ丼と表現される事が多いですが
それは正確ではありません
あくまで、この↑とろとろコラーゲン
この部分が、他には無い
非常に重要なポイントなのです
絡められているタレも惜しみなくたっぷりで
これがご飯に染みたところがまた・・脂とタレの味わいがたまらないんですね~
お味付けなのですが・・こちらがまた、どう表現して良いのか・・いつも迷い独特のお味
とは言え、クセがある訳では全く無く
逆に、台湾料理の特徴でもある八角の香りさえ感じないので
むしろ、何のお味という表現が難しいのです
それ位、ほとんど香りもクセも無い上にしょっぱさもしつこくないのに
こちらでしか味わ得ない個性のある味わい
都内で人気の台湾料理店を訪ねても・・出会えないんですよね~(*´з`) そして、味玉↑
こちらは母も好きなので1つトッピングで加えてもらったのですが
帰りに母も行動があまりに非道いものでしたので
口をきくのも厭になり・・・あげませんでした
こちらの味玉も、黄身が固めという好みのタイプである事に加え
お味がかなりしっかりと染みており
これだけで、お酒ももちろん進みますし
ご飯もすいすいススムくんな秀逸アイテム
金沢在住のアメンバーさんも賞賛されております
さらに、お弁当の画像で味玉の上に見えるザーサイは
細切りで辛味はピリリ程度、お塩がしっかり効いており
これがまた!ご飯がススム事 そして、こちらが今回トッピングして戴いた
三枚肉(ばら肉)
このトッピングシステムは、渋谷にオープンした頃からのもので
当時はよく皇帝肉(ほほ肉)とこちらをお願いしたものでした
今回もそれを懐かしみ
髭長弁当には、三枚肉を
通常のお持ち帰り用魯肉飯には、皇帝肉をトッピングして戴きました
(∩´∀`)∩
うん!当時を思い出したつもりでいましたが、想像していたスライス肉ではなく
しっかりとしたブロック肉
そうそう、このお肉でした~
ホテルに帰り着いた後で、お部屋で戴きましたので
まさか電子レンジも無く、少し冷め気味ではありましたが
引き締まったお肉も味わいがあり、脂身(コラーゲン)部分もプルプルとしていて
これはまた、違った旨みを堪能出来ました
お肉の下に敷いてあるもやしも、しっかりと一品のお惣菜として仕上げられたお味で
ナムルの様なクドさは無く
そして↑こちら
好みで入れて戴いた、青菜そして高菜と枝豆のお惣菜
炒め煮でしょうか?よくお味が染みていて
こちらは魯肉飯と違い、かなりしっかりとしたお味付けです
これもまた、お肴としてもお酒が進みまくる美味しさで
先ほどのビールはとっくに空け
もう一つ購入しておいた、サワーをオープン
ご飯は軽めにお願いしておいたのですが
それを後悔するほど、ご飯とも最高のマッチングですし◎
されど、ご飯と魯肉も最高の相性ですし~
と、贅沢な悩み状態に
いやぁ~、全国に魯肉レトルトパックのお取り寄せが出来るとはいえ
そして、そのお味がほぼお店と遜色無いものとはいえ
やはり、店舗まで行き、直接購入して大正解
現在のシステムを知り、お店で手作りのお惣菜も味わえましたし
お店の方とも触れ、色々伺えたのも良かったです
次回、金沢へ来る機会にも
きっと再訪したいと心に誓いました
皆さまも、金沢にいらっしゃる機会があれば
台湾で長くから愛される、庶民のお味を・・ゼヒ!
髭長魯肉飯 @金沢工大前店
石川県野々市市高橋町20-5
076-246-4611
11:00~22:00
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