アイドル楽曲大賞2024に投票した。

 

ここ数年は、コロナ禍でしばらくライブハウスに行くのは控えめになっていたのだが、今年の夏からはアイドル現場に頻繁に出かけるようになって、あらためてアイドル楽曲を追い求める楽しさに目覚めた1年。

たくさんの推しの卒業を見届け、新しい推しを見つけた1年でもあった。

 

 

■メジャー楽曲部門

3.0 BLUE DIZZINESS / 私立恵比寿中学
3.0 オトワ/ 太陽と踊れ月夜に唄え

2.0 Overnight Rainbow / ukka

1.0 Sugar Bomb / ME:I

1.0 datura / 東京女子流

次点 君とtea for two♡ / わーすた

 

■インディーズ楽曲部門

3.0 ワンダーランドを夢見てる / トナリア
3.0 Peach / CUBΣLIC
1.5 Let me / demipogune
1.5 SPRITED AWAY / われらがプワプワプーワプワ
1.0 ループ & ループ / HOTALOOP

次点 KARUKUMAU / AQ

次点 dreamy dreamy / 美味しい曖昧

 

■アルバム部門

3.0 Historial I: Origins / トナリア

2.0 PRIMAL / CUBΣLIC

1.0 曖昧なアルバム2 / 美味しい曖昧

次点 だけど、わたし、アイドル / 文坂なの

次点 WAVE / HALLCA

 

■推し箱部門

CUBΣLIC

 

上期分の楽曲大賞は「アイドル楽曲大賞2024(上半期)を選んでみた」のブログで書いたので、下半期で良かった楽曲をまとめた。

 

アイドル楽曲大賞 2024年下半期 (インディーズ)編

 

ワンダーランドを夢見てる / トナリア

 

2023年8月に結成された4人組アイドルユニット「トナリア」。

作詞Ichi氏、作編曲es氏が手掛ける独特の詩の世界観と音楽性で、昨年もHamelnやカンタカなど異色の楽曲を送り出していたが、1年間の集大成としてリリースした1stアルバム「Historia I: Origins」がとても素晴らしい。

いやー、この北欧的とも中東的ともいえる異国の空気感がとにかくいい。

透明感を持ちながら、しかし毒気がところどころに散りばめられた歌詞。

じわりじわりと体に浸透してくる。

アルバム全10曲の中で、自分のお気に入りは「ワンダーランドを夢見てる」。

正直あまり目立たない楽曲なんだと思うが、聴けば聴くほどに味わい深いスルメ曲。

今年、もう何回繰り返し聴いたかわからんほど聴いた。癒し~。

楽曲ラストの大サビでみんなでクラップする大団円感が心地いい。

 

 

ウェザー・リポート / CUBΣLIC

 

オレさま大好きCUBΣLICが、今年の6月に5人体制となってリニューアル。

めっちゃよいやん。可愛いやん。華やかやん。

そんな新体制での1stリリース楽曲が「ウェザー・リポート」。

フューチャーベースのピコピコ感に軽快なサビが幸せすぎる。これを聴いて楽しくならないやつなんていないやろ。圧倒的多幸感。

新メンバーながらアイドル経験十分な衣笠アメリさんが加入したことで、ボーカルの安定感が増して、楽曲がぎゅっと締まった。こういうバランス大事。

ちなみに何回も聴いているはずなのに、クラップするタイミングいつも間違える。

オレさまの聴き込みが足りないのか、それとも単にリズム感がないだけなのか!?

 

Let me / demipogune

 

今年の6月にまさに新星のように現れた5人組アイドル「デミポギュン」。

2021年に解散したバンド「キイチビール&ザ・ホーリーティッツ」のベース担当、橋本=タフネス=樹がプロデュースし、メンバー集めから楽曲制作までを手がけるアイドルグループだ。

まずなんといっても楽曲が、自分の好みにどんぴしゃなエレクトロポップ。

そしてベーシストさんが作曲しているだけあって、ライブハウスで聴く低音ベースがめっちゃ心地よい。

そう、デミポはサブスクなんかで聴いていたらダメなのだ。

ライブハウスの爆音で聞くのだ!

しかしながら、活動4か月ほどでいぬがみぽちさんが脱退、そして元SAKA-SAMA、ピューパ!!であるしがらみさんも続けて脱退。今年の11月時点では3名体制になってしまった。

とはいえ、これから絶対やってくるに違いないアイドルユニット。

デミポから目が離せないぞ。

 

LATER ALLIGATOR / 美味しい曖昧

 

今年の6月に「曖昧なアルバム2」をリリースした美味しい曖昧。

このアルバムも良曲だらけで素晴らしいアルバム。

上半期のアイドル楽曲大賞でも紹介した「dreamy dreamy」をはじめ、「ステフリ!」「N.A.」「生意気ねチェリー」など楽曲派垂涎の楽曲がずらりと並ぶ。

・・・が、自分はあえてここで「LATER ALLIGATOR」をとりあげたい。

サビの軽快さはもちろん良いのだが、その後に続く管楽器の華やかさが気持ちいい。

そして楽曲後半「クラップクラップヨアハンド...」から徐々に盛り上がり、大サビにつながる高揚感。気分揚がる~。

 

KARUKUMAU / AQ

 

今年の10月にデビューしたばかりの出来立てほやほやのアイドルユニット。

京都を拠点に活動しているアイドルさんだ。

デビューしたてながら、QUES、ANSと立て続けにEPをリリース。

このKARUKUMAUは宇多丸さんにもピックアップされるなど注目株のユニットだ。

ライブも拝見したが、圧倒的にクールでカッコいい!ここ最近まれにみる衝撃のステージだった。ライブ見たあとX上でやべぇやべぇを繰り返してしまったw

「アップアンドダウン、アップアップダウン...」と繰り返されるサビがお洒落。

1年後にはでっかいグループになっていそう。

残念ながら、今年のアイドル楽曲大賞2024には楽曲がノミネートされていなかったのだが、来年は上位に食い込んできてもおかしくなさそう。

 

堕落理 / HISUI KISEKI

 

翡翠キセキさんが今年の3月にメンバーを入れ替え新体制となったことをきっかけにグループ名をHISUI KISEKIに変更。

前身グループの翡翠キセキさんの楽曲では唯一「曖昧、愛」は知っていたのだが、自分にはしばらく刺さらないまま時が過ぎていた。

今年の8月にこの堕落理を聴いて初めて、新体制とグループ改名を知ったのだが、いやー、この曲はいいね。

一度聴いたら耳に残るサビの心地よさと、「もう少しだけ...」というASMRっぽい囁き声が可愛らしい。

休日におうちでゴロゴロしながらゆっくり聴きたい一曲。

 

Show case / Hellzapoppin'

 

エレクトロスウィング系アイドルグループのクレイビットが、今年の4月にHellzapoppin'にグループ名を改名して再スタート。

作曲陣は以前とほぼ変わらずエレクトロスウィングな曲調は維持しつつ、よりポップ感強めになった印象。

8月にYoutube公開した楽曲Ambiguousが44万回再生(2024.11月時点)と大バズり。

まあこれはどちらかというと、動画アニメーションが海外勢の琴線に触れたという感じで、楽曲の力だけでバズったわけではなさそうだが、それでも「こんなアイドルもいるんだ」という一つのキッカケになれば儲けもの。

地道なライブ活動よりも、1本のYoutube動画だけで人気度が変わってしまう世の中。なにがきっかけで売れるかわからないよね~。

個人的には、大バズりしたAmbiguousではなく、ここで紹介するShow caseが楽曲的にはお好み。テンポの良いメロディーからのクールな「Rap tap tap tap too」が気持ちいい。音をぶった切るように終わるアウトロも好き。

 

Mellow Dancer / NUANCE

 

20年近く前に活動していたバンド「GOOD LOVIN'」が歌っていた曲を、NUANCEがカバー曲としてリリース。

藤崎Pが過去に関わっていた楽曲を現代に蘇らせる(いい意味で)いつもの手法。

オリジナル曲は雰囲気がORIGINAL LOVEっぽくて個人的に結構好みだが、やはりカッコイイ楽曲を、可愛いアイドルが歌ってなんぼなんすよ。

グループとしては、ヌュアンスの母(?)であるわかちゃんが卒業し、今年の4月から新体制でスタート。

正直大丈夫かな~という不安もありつつ、蓋を開けてみれば、恭美さんがその独特のキャラクターと歌唱力で覚醒し、新生ヌュアンスをしっかり築きあげている。

このMellow Dancerも「喉だいじょうぶか!?」というくらい恭美さんが歌い上げているのだが、大サビにむかって徐々にテンションが上がっていく流れは、まさに鳥肌もの。

初期メンバーは全員いなくなってしまったが、ヌュ~イズムともいえるおっとりとした空気感と洗練さは引き継がれていて、やっぱりヌュだよな~となる。

ただ新メンバー早瀬るりねさんが11月で活動終了となってしまったのがショック。

これからヌュを背負っていく人だと思っていたのでほんとに残念。

 

電撃エレクトリック2000 / エレクトリックリボン

 

メンバーを入れ替えながらも長年活動を続けているエリボンさん。

昨年末にpippi、minminの2名体制になってしまい、ややさびしくなってしまっていたのだが今年7月に元maison book girlの和田輪さんが電撃加入。衝撃すぎた!

そんな中、3人新体制で初リリースされたのがこの「電撃エレクトリック2000」。

ほんまに電撃やわ~。

既に紹介済みのCUBΣLIC「ウェザー・リポート」もてがけているTEPPANが作詞作曲。軽快なテンポにエレクトロポップで楽しさ増大。

和田輪さんが加入したことでさらにボーカルが安定。安心して楽曲に没入できてうれしい。やっぱりこういう曲調が好きなんだよな~。

 

Rewrite / スパンコールグッドタイムズ

 

昨年12月に1stアルバム「SPANCALL NUMBER ~今夜のヒッツ!~」をリリースし、都会的でお洒落な楽曲で魅了する4人組アイドル「スパンコールグッドタイムズ」さん。

今年の夏には「スパンコール&チップス ~愛のユニバース味~」「スパンコール&チップス ~愛のキネマ味~」と続けてミニアルバムをリリース。

個人的にはアニメのエンディングテーマになりそうな「Rewrite」がお気に入り。

まるで、シュガシュガルーンのエンディング曲「デート☆デート」(小西康陽作曲)を思わせるキュートでお茶目なメロディーが楽しすぎる。

 

ODORO / FR2PON!

 

2023年から新体制となったフルポンさん。

実はこの楽曲が出るまで存在を知らなかったのだが、このODOROは昔懐かしい感じのディスコミュージックで、オジさまの琴線に触れてきたやつ。

しょーじき、自分が行くアイドル界隈さんとはまったく異なる方向性のアイドルさんではあるが、この曲はイイ。思わず体が揺れてしまうグルーヴ感が心地いい。

 

わ・が・ま・ま☆Updating / 原宿眠眠

 

自分と楽曲の好みが似ていて勝手に親近感をもっている原宿眠眠さん。

今年にはいって、オレさま好みの渋谷系楽曲を立て続けにリリース。

エレクトリックリボンのminminとしての活動も好調だが、ソロアーティスト原宿眠眠としての無双感もハンパない。

今年の10月末にリリースされた「わ・が・ま・ま☆Updating」は志賀ラミーの作詞作曲。沖井礼二アンセムな疾走感のある手数の多いドラムと、縦横無尽に走るキーボードに否応なく気持ちが高揚する。

令和時代になおも息づく渋谷系をこのまま続けてほしいぞと。

 

二人のリーズン / HALLCA

 

元Especiaリーダー冨永悠香ことHALLCAさんが、3rdアルバム「WAVE」を今年の11月にリリース。ご本人もXで「アルバムを3枚も出せるなんて活動当初は思ってもみなかった」と言われているように、本当に息長く活動されているHALLCAさん。

けれども、出すアルバムがすべて素晴らしい楽曲群ばかりで、ここまで活動を続けられるのも納得。

2021年発売の2ndアルバム「PARADISE GATE」もめっちゃ良かったが、今回のアルバムも心地よいシティポップサウンド全開の俺得なアルバム。

しかもその楽曲のほとんどをHALLCAさん自身が作詞・作曲されているというのが、ほんとすごい。この「二人のリーズン」もHALLCAさんの手によるもの。天才かよ。

そして、HALLCAさんの透明感あふれる優しいボーカルも心を浄化します。

アルバム7曲目の「エアポート」も好きな一曲。

 

Depravity / HiiT FACTORY

 

1990年代のavexトラックをそのまま現代に蘇らせるというコンセプトで活動しているHiiT FACTORY。現代版アレンジではなく当時そのままを再現する本気度がえぐい。

Depravityはそんなavexコンセプトとはちょっと一線を画し、宮野弦士氏が作曲を手掛けるクールなシティーポップ。

なんど聴いても聴きあきないメロディーはさすが宮野氏。リピート必須の一曲。

 

アンダー19Hz / PASTEL RADIO

 

今年の4月にデビューしたばかりの4人組アイドル。

ボカロで活躍しているど~ぱみんが作詞作曲。ボカロ作曲者らしく、メリハリのあるメロディーとアレンジがとても聴きやすい。

歌詞に頻繁に現れる「ハルモニア」「インソムニア」というキーワードがちょっとしたワンポイントになっていていいね。

アンダー19Hz以外の楽曲もエレクトロ調で、自分の好みにあいそう。

これからの伸びに期待。

 

 

アイドル楽曲大賞 2024年下半期 (メジャー)編


datura / 東京女子流

 

結成14周年を迎えた東京女子流さん。

今年7月にリリースされた「datura」は、きなみうみ氏が作詞作曲編曲サウンドプロデュース。

きなみうみ、まだ20代なのにほんといい曲書く。ただただ、すげぇー。

疾走感のあるイントロで心つかまれ、Aメロから徐々に高まっていく感じからのサビ。落ちサビからの大サビ。

分かっているけど、やめられない止まらない。何度も聴きたくなる曲だ。

 

君とtea for two♡ / わーすた

 

作曲家の岸田勇気氏がジャズスタンダード曲「Tea for two」にインスパイアされて作った楽曲。個人的にはCAPSULEの「CUTIE CINEMA REPLAY」を彷彿とさせる渋谷系楽曲に可愛さ満載のアレンジがお好みすぎる。

「カップはそういつだってふたつ」から始まるセリフパートもいい。

 

Right Now / NewJeans

 

まさかこのブログでNewJeansを取り上げる日がくるとは...昨年、40代以上のオジサンがにわかのNewJeansファンになることを蔑視する「NewJeansオジサン」なる言葉が取りざたされて、自分も若干冷めた目でそんなニュースを横目で見ていたのだが、そのNewJeansが今年6月待望の日本デビュー。

そのデビューシングル「Supernatural」に収録されているのが「Right Now」だ。

まあやっぱりオジサンははまるよね。この手の楽曲。

自分が新鮮に感じたのは、日本語と韓国語と英語が違和感なく歌詞として散りばめられていて、あたかもそれが自然だとでもいうように1つの曲として成り立っていること。

こういう楽曲を当たり前のように聴いて過ごすことのできる若者たちには期待しかないし、楽曲だけでなく現実の世界でもシームレスなムーブメントが始まってほしいと強く願うのだ。

(ちなみにNewJeansはアイドル楽曲大賞2024にはノミネートされていないが、自分のブログでは勝手にアイドルという位置づけで取り上げた)

 

 

俺なりのアイドル楽曲大賞2024

 

ブログに書ききれなかった楽曲たちはSpotifyのプレイリストで。

 

 

以上。