VIOLAVIE Debut Showcase!!

 

日時 2024年4/28(日)  開場 11:30 / 開演 12:00  

場所 恵比寿CreAto

出演 VIOLAVIE / AmamiyaMaako / 文坂なの / usabeni

MC  櫻田愛実

前売 ¥3,500+(D600円)

当日 ¥4,000+(D600円)

 

 

加納エミリさんがプロデュース・制作をするガールズグループを立ち上げるというツイートが流れてきてびっくりしたのが今年の3月。

うぉー、そう来たか...

それは...かなり面白そう...

加納エミリさんの楽曲はずっと好きだったし、人柄もいいし、元アイドルならではの経験もある。

健全で好感度の高いアイドルグループになる予感しかない...

 

と偉そうなことを言っているが、自分は加納エミリさんのライブは一度しか行ってないんだよな。ブログ読み返してみたら、今から5年前だった ( ゚Д゚)

 2019.1.18 WAY WAVE & 加納エミリ 合同イベント@dues新宿

 

 会社帰りにスーツ姿で加納エミリさんとチェキ撮った淡い思い出...

 

 

そんな期待のVIOLAVIEさんなのだが、初お披露目ライブにくわえて、前から観たいと思っていたusabeniさんと文坂なのさんもゲスト参加ということで、速攻チケットとってしまった。

いやー期待しかない。

 

 

開演20分前頃に会場到着。

この日は最高気温27度。突然の夏の暑さで恵比寿駅からの道のりがきつい。

 

受付する際にチェックしている名簿一覧を見てみると、結構な人数が載っている。

ただ自分はすこし早めに到着したので、まだフロアには人がそれほど入っておらず、30人ほどか。

ステージに向かって左側には女性エリアが確保されていて、段差のある後方には関係者エリアが用意されている。

 

猛烈に喉が渇いたのでいったんドリンクバーでミネラルウォーターをもらいフロアに戻ろうとすると、ちょうど楽屋からでてくる加納エミリさんを見かける。

 

うおー、5年ぶりの生エミリさん。(言い方)

こんなに華奢な方でしたっけ。あいかわらずキュートで可愛らしい。

 

 

開演が近づきフロアも人で埋まってくる。

体感100人くらいはいるだろうか。

後方の関係者エリアをみやると、いかにも親御さんという雰囲気の方々が並んでいる。娘のデビューライブを緊張の面持ちで待っているのだろう。

自分も、娘の学校行事を見にいっていた頃の気持ちをちょっと思い出す。

なんか今日のライブは親目線になりそう...

 

MC

 

司会の櫻田愛実さんがステージに登場し、ライブの注意事項や撮影のレギュレーションなどを説明。普段はリングアナなどをされているらしい。

いやー、これってかなり珍しくないですか。

というかライブハウスでこういう司会の方がはいるの、自分は初めてかも。

 

プロの司会の方をわざわざ呼んで(お金をかけて)、スタッフでも読み上げられるような内容を読んでもらうというのは、相当、気遣いをされているのを感じる。

普段ライブハウスに来られない方を想定しているのかな~。

ある意味「このライブは絶対に失敗させられない」というスタッフさんの気迫を感じる。

 

usabeni

 

フロアを見て「わーいっぱいだ」と呟きながら袖からステージに現れるべにさん。

曲に入る前に軽くMC。

VIOLAVIEのデビューライブに呼んで頂いたことを感謝しつつ「フロアをあっためていくよ」と会場を盛り上げる。

 

1曲目は「open mind」。やっぱり加納エミリ楽曲でしょ。

ずっとナマで観たかったやつです。いい曲です。好きな曲です。

べにさんの伸びやかな歌声もいい。ダンスも可愛らしい。

あー、もっと早くライブ見ておけば良かったな~。

 

続けて「lonely pop」。タラタラッタッタという歌詞がかわいい。

ステージを左右に動いてアピールするのもさすが。

 

MC

べにさんからはあらためてVIOLAVIEに「デビューおめでとう」と声掛け。

そして、「加納エミリさんには何曲か曲を書いてもらったり、業務提携させてもらったり...(エミリさんが) ずっと準備していたものがようやくお披露目されることになって...」と熱い思いを語るべにさん。

 

どんな苦労があったか自分はぜんぜん知らないけど、こういうの聞くと、なんかちょっと、じーんとくるものがあるよね。

「(デビューライブが)すごくたのしみ」と締めくくって、次の曲へ。

 

3曲目は実は聴いたことなかったのだがおそらく新曲の「atmosphere」かな。

カッコいい。続けて「neutral」「trip」とクールな曲で攻める。

そして最後は「コズミックドレス」。これもいい曲やわ~。

 

最後に、再びべにさんがフロアに呼びかける。

「ライブハウスはじめてという人も多いと思う...VIOLAVIEのメンバーは緊張していると思うけど、イイ感じにしよう....みんなで気合いれてこ...お披露目だよ!」

なんとかフロアを盛り上げていこう、というべにさんの思いが伝わってきた。

いいね。素敵です。

 

 

文坂なの

 

今年1月に発売した1stアルバムが、昭和世代のオジサマに刺さりまくっている文坂なのさん。

「不適切にもほどがある!」など、いま何かと昭和 vs 令和が話題になっているが、ノスタルジックな昭和歌謡を甘めな声で歌う文坂なのさんは、昭和と令和を融合させた古くて新しいアイドル。

一度ライブ観たいと思っていたのだが、ようやく念願かなった。

 

ステージに現れたなのさんの衣装は、全身銀色のアルミホイルっぽい衣装。

(褒めてます!)

 

ステージにスタンドマイクを用意しての1曲目は「愛わずらい」。

歌唱中は基本的に表情を変えないなのさんだが、ときおりほんの少しだけ笑顔を見せるのがずるい。

つづく「ため息さえも」も、ちょっと舌足らずな感じがいいよね。

(3曲目は忘れてしまった...)

 

さらに「C級noロマンティック」「アスタリズム」とMCなしで5曲を一気に披露。

楽曲いいよね~。

 

AmamiyaMaako

 

今回のライブで初めて知った方。エレギ片手にステージにあがります。

1曲歌ってMC。

 

「エミリさんとは初めてお会いする...けれどもお笑いの話題でDMとかしている仲...」と加納エミリさんとの関係性を告白。

「VIOLAVIEのメンバーに訊いたら『ライブ初めて』と聞いて...自分のデビューの時は、二十歳超えてたんだけど、テキーラをショットで5杯くらい飲んで、記憶がなかった....やべー女と思われた」

 

2曲目は、SNSでクソリプするおじさんのことを書いた、と前置きして曲紹介。

「ひどいこと言っちゃダメよ」

つづく3曲目も「バズりたガール」と今どきの若い感性を感じさせる楽曲。

ただ音響の問題なのかマイクの位置の問題なのか歌い方の問題なのか、ほとんど歌詞が聞き取れず、どんな歌詞だったのかがわからず残念。

 

次のMCでは「わたしが歌いたい歌がある...友達がなくなって...その子に届けたくて...この場にはふさわしくないかもしれないけど」と前置きして、「ひとりごと」を歌唱。ちょっとしんみりとした気持ちになる。

 

 

VIOLAVIE

 

司会の方が再度登場し、VIOLAVIEのメンバーをステージに呼び込む。

メンバー6人が登場し、ひとりずつ自己紹介。

フロアから(おそらくメンバーの友人たちと思われる)黄色い声があがる。

普段のライブでは、男の野太い声しか聞こえてこないので、なんかものすごく新鮮w

 

やはり一番目立つのは、ひとりだけ身長がたかいSAAYAさん。ボーカルリーダーと紹介される。

自己紹介最後のMIOHAさんが、ダンスリーダー兼サブリーダーとのこと。


1曲目は「Answer」。

 

3月の新グループ立ち上げ発表以降、VIOLAVIEのSNSやらYoutube動画なりを追っていたのだが、まさかのK-POP楽曲でちょっと意外だった。

加納エミリさんと言えば、80年代洋楽を彷彿とさせる懐かしい楽曲を書かれるイメージだったので、いま流行りのK-POPアイドルにガチンコで戦いを挑んでくるとは「なんとチャレンジング!」と思っていたのだ。

エミリさんの本気(と書いてマジ)を感じます!

 

いやー、素晴らしい。

デビューライブでよくここまで仕上げてきた!という感じ。

振り付けもよく揃っているし、ボーカルもSAAYAさんが全体を引っ張っていて悪くない。

メジャーではないアイドルで、この楽曲・このレベルのグループはなかなか見ないんじゃないかな。

 

やはりグループの中で一番目を引くのは、身長が一番高くボーカルをけん引するSAAYAさん。明るいキャラだとすぐにわかる屈託のない笑顔がよいね。

そしてダンスのキレがずば抜けているMIOHAさんもよい。MCでもハキハキと仕切っていて、いかにも体育会系女子!という感じ。好感度高し。

 

個人的に注目したいのはNICOさん。ちょっとおとなし目で癒し系な雰囲気だが、実際はどうなんだろう、という気になる存在。これからの成長を見守りたい(親目線)。

 

2曲目は「LE SSERAFIM」のカバーで「Blue Flame」。

このグループが目指すのはここ、ということでしょうか。

目標が明確なのはいいこと。

オジサンはK-POPよくわからんけど、カッコイイことはわかる。

 

あと、メンバーがみんな笑顔なのがいいよね。

っていうか普通、デビューライブとか緊張しない?めっちゃ笑顔なんだけど。

最近の子は肝が据わってます。

 

 

MCの方の「次が最後の曲です」という言葉に、お決まりのブーイングでこたえるフロア。早い、早すぎる。

告知では「南波一海のアイドル三十六房」の出演も決まったとの報告も。「アイドル三十六房」から見つかるアイドルさんも多数いるので、ぜひ「見つかって」ほしい。

 

3曲目は「BIRTHDAY」。

最後は「ばいばーい」と手を振ってステージを去るメンバー。

 

 

終演直後、「なんかすごいものを見た」という感じのどよめきがフロアを覆う。

実際、デビューライブにしてはパフォのレベルがハンパなかった。

素晴らしい。

 

 

特典会も出たかったが、前日に自宅VDSL装置が故障してしまい交換作業のため、即時帰宅。チェキ撮るのは次の機会で。

 

その後Xのツイートを見ると、南波一海さんや絶対忘れるな!のメンバーさんも、このライブに参加されていたとのこと。注目度の高さを感じる。

 

ただ、いわゆるアイドルイベントにこのグループが混ざったときにヲタク達が盛り上がるかというと、正直、客層が違い過ぎて反応が読めない。

個人的所感としては「単独でライブできるくらいの規模にいかに早く持っていくか」がポイントだと思うんだけど、どうでしょう。これからの動きに注目したい。