Negicco 20th Anniversary Live
~MY LIFE is Negicco~ supported by サトウ食品
日時:2023年8月13日(日)開場17:00/開演18:00
会場:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
出演:Negicco
バンドメンバー:
sugarbeans keyboard / bandmaster
末永華子 piano / chorus
千ヶ崎学 bass
設楽博臣 guitar
岡本啓佑(黒猫チェルシー) drums
高橋結子 percussion / chorus
永田こーせー sax
真砂陽地 trumpet
前田大輔 trombone
チケット料金・券種(全席指定)
一般席(一般指定席) ¥7,720(税込)
女性エリア(前方指定席) ¥7,720(税込)
学割席(一般指定席) ¥5,220(税込)
不織布マスク着用でのライブ中の声出し・声援は解禁。
Negiccoライブに最後に参戦したのはいつだったろうかとブログを見返してみたところ、2019年6月1日のNegicco「LIVE&LIFE」@渋谷O-EASTが最後だった。
Nao☆ちゃんが結婚発表したのが2019年2月末なので、それから約3ヶ月後のライブということになる。
結婚直後のNao☆ちゃんは相変わらず茶目っ気のあるトークを繰り広げ、ファンも何事もなかったかのようにそれを温かく見守っていた。
それから約4年が経過した。
Nao☆ちゃんに続くようにぽんちゃもかえぽも結婚し、コロナ禍で世の中の空気感が一斉に冷え込み、そして3人メンバー全員が子供を出産してママになった。自分自身も完全テレワーク勤務になり、会社には行かず自宅で仕事と家事を両立する生活に変わった。
あらためて4年前と比べると、世の中もNegiccoもそして自分自身の人生もずいぶんと状況が変わってしまったものだなぁと思う。
そして迎えたNegicco20周年記念ライブ。
この日は台風接近に伴う不安定な天気。
晴れたと思ったら急に大雨が降りだすような天気だ。
ただ入場時間帯の17:00~18:00頃にはなぜか雨はあがり、湿気を含んだ生暖かい空気で覆われる。渋谷駅を降りて外国人だらけの渋谷の雑踏を歩く。
自分自身といえば、天気同様に不安定な気持ちだった。
最近はNegiccoの曲もそれほど聴いていなかったし、最後のライブ参戦から4年間というブランクを埋められるのか、純粋にライブを楽しめるのか、その答えが自分自身でもよく分からなかった。
とりあえず行ってみるか。
そんな漠然とした気持ちのまま、ライブ会場に足を向ける。
会場に着くと、緑色を基調としたTシャツやタオルを身に着けたNegiccoファンであふれていた。ネギヲタは識別しやすくてよい。
会場の入り口では熊さんが立って、来られた方に挨拶をしている。
相変わらずお元気のようだ。
既に入場は始まっていて、入場列が長く伸びている。
自分もいそいそとその列に並び入場する。
建物を入ったところにも花が飾られていたが、より多くのファンが写真を熱心に取っていたのが、入場後のエスカレーター下に飾られた花だった。
エビ中さんや元Especiaさん、寺島由芙さんなどNegiccoとゆかりのあるアイドルさんから贈られたその花は、ファンからするとなんか感慨深いものだ。
年月が経ってもNegiccoを良き友人として気にかけてくれているんだ、というそんな嬉しさがこみ上げる。
それにしても会場にいるファンは老若男女さまざまだ。
普通のアイドルではこうはならない。
普通のミュージシャンでもなかなかこういう年齢構成は珍しいんじゃないだろうか。まさに子供からお年寄りまでだ。
実は自分はもうNegiccoファンクラブを退会してしまっていたので、一般の先行受付チケットでチケット購入。
座席は2階席。
まあ後方彼氏づらでゆっくり見ようかなと思っていたのだが、座席に座ってみるとステージ真正面だし、ステージ全体を見渡せるし、1階席のファンの様子も見える。これはこれで良席だ。
そしてどうやら2階席の前2列ほどは関係者席になっているようだった。
1列目に嶺脇社長らしき後姿が見える(きっと多分そうだと思うんだけど)。
2列目にもアイドルっぽい女の子が4、5人並んでいるのだがよく分からず。
やがて会場内の照明が落とされ、ライブが始まる。
01. Neggy's House
02. Make Up Promenade
ステージ正面に動画が映し出される。
Negiccoの過去動画を切り合わせ、フラッシュバックのように次々に映像が切り替わる。
結成当時の小中学生の頃のNegicco。地元の店舗の駐車場でライブしている様子。
それからだんだんと年を重ねて、ステージ規模も大きくなっていくNegicco。
20年を振り返る動画だ。
最後は「Negiccoでいさせてくれてありがとう」という言葉で締めくくられた。
ちょっと、ウルウルってくるよね。
03. Make Up Prelude - HOUSE REMIX
04. トリプル!WONDERLAND
05. 愛、かましたいの
バンド演奏で始まる「Make Up Prelude」。
これはいつ聴いてもかっこいい。気分が上がる!
白い紗幕があがり、Negiccoメンバー登場。
そこか~ら~のトリプル!WONDERLAND。
ファンも一斉に立ち上がり、ネギライトが振られる。
声だしOKなので、オイオイオイオイというコールが会場に響く。
ひさびさの感覚やわ~。
ステージ後方には各メンバーのアップがリアルタイムに映し出され、更にはレーザー光もがんがんに乱舞しまくる演出。
すごいわ~
ネギ史上いちばんお金かかってる気がする。さすが20周年w
トリワン落ちサビ後のかえぽの叫び声は、もちろん「ねぎっこ20周年!」。
続く曲は「愛かま」。
映像演出も赤を基調とした中華風のデザインに様変わり。
間奏では、Nao☆ちゃんがかめはめ波を撃ち、ぽんちゃが飛ぶ振り付けも健在。
ぼんちゃのジャンプ力はやや衰えたものの(笑)、一児のママよく頑張った!
2曲歌ったところで、最初のMC。
LINE CUBE SHIBUYAは初めての会場ということで、会場全体を見渡すメンバー。
Nao☆「3階席もある...横っちょにも(席が)ある...関係者席かな?」
しばらく会場全体を見るメンバー。
Nao☆ちゃんが改めて挨拶し、「20年間、継続することを選んできた」と語る。
恐らくNegiccoはアイドル史上もっとも「アイドルをやめる/やめない」という選択する回数が多かったグループであり、そしてもっとも「やめない」という選択を繰り返してきたグループに違いない。それだけに本人の口からでる「20年間、継続することを選んできた」という言葉には重みしかない。
続けてぽんちゃによるバンドメンバー紹介。
Megu 「(バンドメンバーの) 名前を呼ぶのでコールしてほしい」
Nao☆ 「名前よばれると、(バンドメンバーも) テンションあがると思う!」
ぽんちゃがステージ下手側から順番にバンドメンバーの名前を呼び、続けて会場のお客さんも名前をコールする。
アイドルの名前をコールするのはよくある話だが、バンドメンバーの名前をひとりひとりコールするのは初めてかも(笑)
最後、ネギホーンズのまえっちの順番がきたところで、ぽんちゃが「というわけで以上のメンバーで...」とわざと一人忘れるお約束。まえっちが大げさに「俺は俺は」と自分を指さすアピール。ベタですが、お約束です。
Nao☆ 「そういえば、(トロンボーンの吹き真似をするしぐさをしながら) こうやってたよね」
Megu 「トロンボーン(という名前)が出てこなかった。吹奏楽部だったのに」
Nao☆ 「かえぽも何かやってたよね」
Kaede 「琴やってた...一度、(3人で)琴とギターとダンスで(ライブ)やったよね。お客さんが20~30人くらいしかいなかった頃」
Kaede 「いまは(今日のライブのように) たくさんの人が笑ってくれるけど、その時は20~30人でさえも笑わせられなかった」
この後、LINE CUBE SHIBUYAは初めての会場という流れから、Nao☆ちゃんがトイレの話題に。
Nao☆ 「この会場初めてで...トイレに行ったら...なんか立ってする感じになってて...」
会場全体が、えっ、という空気に包まれる。
Nao☆ 「おかしいなと思ったら、シュガビンさんがいて、あっ!て」
Nao☆ 「あとでシュガビンさんに聞いたら、(Nao☆ちゃんがピンクの服をきていたので) なんかピンクの気配がしたって...」
さらに前日に放映されたNHKドキュメンタリーの話題にも飛び火。
「NHKのドキュメンタリーで、かえぽが『摘んできます』って言っていたのに、ぽんちゃが『どこ?』って問い詰めていて...わかるでしょ?...カメラもはいっているのになんできくのかなって?」とぽんちゃを責めるNao☆ちゃん。
「業界長いんだから...わかるでしょ?何年やってると思ってるの...」
Nao☆ 「オープニングからトイレの話しかしてない...」
続けてNao☆ちゃんが「思い出してきたでしょ」と会場に話しかける。「このNegiccoの(ゆるい)感じ」
20周年記念ライブなのに、最初のMCからトイレの話で会場を笑いの渦に巻き込むNao☆ちゃん、さすがすぎる。
けれども、これで一気に会場全体がアットホームな雰囲気になった気がする。
Nao☆ちゃんおそるべし。
06. お久しぶりです・お元気ですか
07. アイドルばかり聴かないで
続く2曲は小西康陽氏の作詞作曲。
Negiccoという存在がアイドルにとどまらず一般の音楽関係者の目にとまるきっかけになったのは、やはりこの「アイばか」だろうし、この曲がなければNegiccoにこれほどまで著名な作詞・作曲家が集まることはなかったろう。
ひさしぶりに「ざんね~ん」をやった。
ステージ後方の映像演出にも、緑色の文字で「ざんね~ん」と表示されて、なんか可愛い演出。
代官山LOOPで初めて参戦したNegiccoライブ。その時に初めてやった「ざんね~ん」をちょっとだけ思い出した。
<小休止> vermillion sands
08. サンシャイン日本海
09. それって魔法かも?
10. Do-De-Da ~Trimondo Negimina~
ここからは少し落ち着いた曲調へ。
サンシャイン日本海は田島貴男氏の作詞・作曲。
Negicco楽曲をオリコンチャート10位以内にいれよう!とネギヲタが「#俺なりのnegiccoリリイベ最終日」なるタグで異様な盛り上がりを見せた思い出深い曲でもある。
ちょっと意外だったのは「Do-De-Da」。
これは、Orlandの楽曲にNegiccoがfeaturing参加したものなので、厳密にはNegiccoの曲ではないのだ。ただこれこそ隠れた名曲。なかなか歌われる機会も少ない曲なのだが、バンドセットで聞けるとは嬉しい。自分もこの曲大好きです。
2回目のMC。
Nao☆ 「(ステージと観客の) 距離が新潟よりも近い」
ステージから中央に伸びた出島部分にでてきた3人が、観客に届きそうな距離まで近づく。確かに近い。
Nao☆ 「トリプル!WONDERLANDで膝が痛くなった...」
Kaede 「1曲目で?」
Nao☆ 「屈伸運動しておけばよかった...」
取り留めもない自由なMCが続きますw
この日までLIQUIDROOMで開催されていたナタリー共催の写真展「桃栗三年葱二十年」に行ってきてくれた人、という話題から、なぜか突然「うすきー!」とうすきコールを強要するNegiccoの3人。コアなファンしか知らない関係者の名前を2000人のライブ会場でコールさせるNegiccoさん、自由過ぎる。
Nao☆ 「(会場には) お子さんもいるね」
会場を見渡したNao☆ちゃんが、1階席にいるファンの子供を見つけて話しかける。 「おなかから出てきて、どうだい?」
子供には無茶な質問すぎます。
「写真展でお気に入りの写真とかある?」と観客に問いかけるNao☆ちゃんに、フロアにいる観客から声があがる。
Megu 「TIFのスマイルガーデンで来ていたやつ? 25分間MCなしだった。伝説のね...Youtubeとかで見れるかも...これ(非公式だから)言っちゃいけないかもだけど...覚えてる?」
Nao☆ 「ただ疲れた記憶しかない...」
ライブ後に改めてこのTIF2015 スマイルガーデン動画を見直して見たのだが、確かに伝説といっても過言ではない気迫あふれるライブだった。こういう空気感は今のTIFでは出せない気がする。
「ナタリーさんの写真を見ると物語が見える...」という話から、Nao☆ちゃん初めて始球式した話題へ。
Nao☆ 「始球式、うまくできなかったので、『自分に負けました』って話したんですよ」
Nao☆ 「そしたら(ナタリーさんの)写真のキャプションに『自分に負けたNao☆』って書かれた」
Nao☆ 「(写真展でお気に入りの写真の質問に戻って) かえぽは?」
Kaede 「(二人に抱きつかれた) Nao☆ちゃんが埋もれているやつ」
これも有名な写真だよね。
っていうかNegicco20周年ともなると、芸人並みにエピソードトークをたくさん持っていてトーク強いわw
11. 午前0時のシンパシー
12. ル・ルーラは愛の言葉
13. 愛のタワー・オブ・ラヴ
ゆるいMCから一転、じっくりと聞かせる曲へ。
「午前0時のシンパシー」はNao☆ちゃん、ぽんちゃ、かえぽの異なる声質がうまく噛み合う名曲。バンドとの相性も抜群。赤いレーザー光も効果的。
良すぎて鳥肌たった。
「ル・ルーラ」もさすがconnieさんと思わせる名ポップス。
っていうか「ル・ルーラ」という言葉をサビで連呼させるこのセンスは普通の人では考えられない。connieさんってやっぱり天才だよね。
バンドセットながら「ル・ルーラ」ではちゃんとボーカルを音声加工していて芸が細かい。
<小休止> high line
14. BLUE, GREEN, RED AND GONE
15. 江南宵歌
16. I Am A Punk!
今回のライブの一番の驚き&嬉しかったのは「BLUE, GREEN, RED AND GONE」「江南宵歌」の2曲をやってくれたこと。
特に「BLUE, GREEN, RED AND GONE」は数あるNegicco楽曲の中でも異色ともいえる楽曲。
イントロ流れた瞬間に「まじか!」と叫んでしまった。
ドラム演奏技法のことはまったく分からない素人だが、この楽曲でのドラムの手数の多さは素人目にも変態レベルと分かるやつ。リズムもちょっと普通じゃなく、歌うのも難しい難曲。
そんな楽曲に挑戦してしまうNegicco、カッコよすぎる。
そして「江南宵歌」も大好きな一曲。
いい曲だよな~、これ。
3回目のMCへ。
今日のライブの模様をCS放送します、との告知。
「Negiccoのライブがテレビで見れる時代になったんだね...」と考え深げなコメント。
ぽんちゃが会場のファンに「どこから来たの?」と話しかける。
会場から「沖縄」とか「北海道」とかの声があがる。
Nao☆ちゃんの「海外の方は?」という問いかけに、「シンガポール」「韓国」などという声もあがる。
自宅から40分ほどでこの会場にやってきた自分は幸せものやと思うし、そこまでの労力を使ってライブにくるファンの方の熱量にも頭が下がる。
Megu 「お盆なのにわざわざライブに来ていただいてありがとうございます」
Nao☆ 「(ライブなんかにやって来て) みんな何やってるの!ご先祖様をお祀りする大事な日でしょ!」
ここからNao☆ちゃんが独自理論で語り始める。「この会場は2000人いるから、連れてきているご先祖様をいれると4000人くらいになる。ナタリーさんに、(今日の来場者数を)4000人って書いてもらおう」
ちょっとホラーだけど、笑いに変えるNao☆氏のトーク力w
しばらくNao☆ちゃんとぽんちゃの二人だけのトークに、かえぽはステージに座って水を飲んでくつろぎ始める。
それをみたNao☆ちゃんも、かえぽの隣に座り、水を飲み始める。
ステージにひとり取り残されるぽんちゃ。
Megu 「ちょっと!」
仕方なく「シュガビンさーん」と話しかけるぽんちゃであったが、Nao☆ちゃんから目配せされたsugarbeansさんが慌てて手持ちのペットボトルをもって水を飲み始める。
「千ヶ崎さーん」「華さーん」と一人ずつバンドメンバーに声をかけるが、みんな示し合わせたように水を飲み始めるお約束。
仕方なく、ぼんちゃが「ちょっと~」と言ってジャンプし、全員がその反動でジャンプする、という往年のダチョウ倶楽部ギャグでその場を締める。
他人のギャグを恥ずかしげもなく使ってしまうところは、まさに怖いものしらず。
Negicco、おそるべし。
17. 光のシュプール
18. ネガティヴ・ガールズ!
19. さよならMusic
20. 圧倒的なスタイル
ここから後半の盛り上げ曲へ。
いやー名曲ばかり。
そしてあらためて見てみると、すべてconnie曲。
Negiccoさんはいろんな作曲家さんに作ってもらっていて、それはそれで素晴らしいんだが、やっぱconnieさんなんすよ。歌詞もぐっとくるものが多いしね。
圧倒的なスタイルでは、左右のファンに頭を下げて肩を組んでラインダンス。
左右がオジサンで良かった~。
2階席から見える1階席のラインダンス風景も圧巻だ。
波がうねるように動くフロアが、まるで生き物のようだった。
4回目のMC
Kaede 「昨日のNHKのドキュメンタリー番組見ましたか?」
Nao☆ 「今年の3月くらいから(NHKさんが)動き始めていて...『まだ企画段階で決まってないんです』っていう段階から始まって...見てくれた人は分かると思うんだけど、久しぶりで...ボロボロで歌詞も分からなくて...」
Nao☆ 「Negiccoはいつが旬だったのか分からないけど...もう旬が過ぎてるっていうのは自分たちでも分かっていて、それでもこうして番組にしてもらえるのは嬉しい...」
ここで感極まって涙を流すNao☆ちゃん。
Nao☆ 「新潟県民のあたりは、(NHKスタッフさんが) 1週間くらい新潟にいてくれて...」
Nao☆ 「7月20日のYoutube配信も、NHKスタッフさんが色々準備してくれて...ピタゴラスイッチとか、くす玉とか...」
Kaede 「もう家族みたいだったね...みんなで花火やったり...」
Kaede 「今日のライブも、撮影とかないのにNHKさんがお手伝いに来てくれて...」
あらためてNao☆ちゃんが、NHKスタッフさんの名前をあげて感謝の意を表す。
我々が思っていた以上に、NegiccoとNHKスタッフさんとの絆が深まっていたようだ。
ここからメンバー1人ずつ感謝の挨拶。
ここでぽんちゃから意外な告白。
Megu 「(NHKドキュメンタリー番組で) かえぽ、Negiccoやめようとしてたんだ、と思って...」
Nao☆ 「そう、エレベータでぽんちゃがこっそり、わたしに『かえぽってやめそうとしてたの?』ってきいてきて...」
Kaede 「というか3月の時点では自信がなかったというか...」
Megu 「今はどうですか?」
Kaede 「いまはだいじょうぶ」
Megu 「安心した」
ぽんちゃからは「20年続けてきて今が幸せです」という言葉。
そしてNao☆ちゃんからは「やめない選択は皆さんがいてくれたからこそ。ネギは折れませんでした」という言葉。
ファンにとってはどちらも応援してきてよかったと思える言葉だった。
21. サークルゲームのなかで
22. 雫の輪
本編最後はしっとりとした2曲。
「雫の輪」はこころ動される名曲。静謐なAメロから始まり、サビに向かって徐々に気持ちが高まっていく感じがエモーショナル!
最後にバンドメンバーに感謝を告げて、「以上、Negiccoでした!」で本編終了。
Enc.
23. I LOVE YOUR LOVE
24. ねぇバーディア
アンコールあけは、明るい2曲。
コロナ禍が一段落し、「ねぇバーディア」でメンバーの名前をコールできるようになったのは本当に喜ばしいこと。そして「ねぇバーディア」のサビでは銀テープが舞う演出。2階席から見える景色が綺麗だった。
2曲を歌ったところで、Negiccoから2つのお知らせ。
1つ目はサトウの切り餅の新CM解禁ということで、CM映像を公開。
Negiccoメンバーに加えて、3人の子供(妖精?)も出演。メンバーの成長に合わせてCM内容も変わっていくのが素晴らしい。
2つ目は毎年恒例だつた苗場2日間ライブ「わたしをネギーに連れてって」の開催。自分は苗場には行ったことはないのだが、レストランの食事が豪華すぎると時々話題になるやつである。うらやましい。
25. 私をネギーに連れてって
アンコール最後の曲は、まさかの「私をネギーに連れてって」。
この曲もなかなか披露されないレア曲。80年代のきらびやかな時代が懐かしい。
そしてネギホーンズが楽器を置いて、ガチで踊る姿が微笑ましい。
最後は写真撮影をして終了。
Negiccoメンバーがはけた後に、エンドロール映像が流れる。
セットリストが作詞・作曲者とともに流れるのは珍しいのでは。
楽曲提供者の方々への敬意をはらうのはNegiccoさんならでは。
そして会場を出る時には、来場者全員にサトウ食品さんからお餅のお土産。
いやー。(失礼だけど)思っていた以上に楽しめた。
ライブ始まる前の不安感はなんだったんだ、という感じ。
トークももちろん楽しいし、楽曲も聴かせる曲あり、コールできる曲あり、クールな曲あり、ノリノリできる曲ありとバラエティに富んでいて飽きない。
そしてライブ全体を包みこむアットホーム感。
2000人規模の会場なのだが、それを感じさせない(体感的な)距離の近さがあるんだよね。これはNegiccoじゃないと出せない空気感。
以前も思ったのだが、Negiccoはアイドルとかアーティストとかいう前に、まずエンターテイナーなんだよね。いかにお客さんを楽しませるのか、というのが大前提としてあって、そのうえで歌唱したりトークしたりする、という。
Negiccoメンバー3人にとって、仕事と家庭の両立はとても大変なことだと思うけれども、周囲の人たちの協力がとんでもなく良いので、Negiccoはきっとまだまだ続くでしょう。
早くもライブ中には「次は25周年」という言葉もでていたけど、いけるでしょ。
きっといけるよね。
<セットリスト>
01. Neggy's House
02. Make Up Promenade
03. Make Up Prelude - HOUSE REMIX
04. トリプル!WONDERLAND
05. 愛、かましたいの
MC
06. お久しぶりです・お元気ですか
07. アイドルばかり聴かないで
08. サンシャイン日本海
09. それって魔法かも?
10. Do-De-Da ~Trimondo Negimina~
MC
11. 午前0時のシンパシー
12. ル・ルーラは愛の言葉
13. 愛のタワー・オブ・ラヴ
14. BLUE, GREEN, RED AND GONE
15. 江南宵歌
16. I Am A Punk!
MC
17. 光のシュプール
18. ネガティヴ・ガールズ!
19. さよならMusic
20. 圧倒的なスタイル
MC
21. サークルゲームのなかで
22. 雫の輪
Enc.
23. I LOVE YOUR LOVE
24. ねぇバーディア
MC
25. 私をネギーに連れてって
<SNSでライブ参加を確認できた著名人さん>
真山りか、安本彩花、星名美怜、小林歌穂、中山莉子
南波志帆、冨永悠香(HALLCA)、脇田もなり
堂島孝平、北川勝利、澤部渡 / スカート
ミト(クラムボン)、櫛引彩香、山崎ゆかり(空気公団)、沖野俊太郎
RAM RIDER、ユメトコスメ
南波一海、吉田豪、羽田寛士、ナカG、岩下和了