Negicco「LIVE&LIFE」@渋谷O-EAST
日時:2019年6月1日(土) 開場16:00/開演17:00
会場:東京・渋谷O-EAST
出演:Negicco
チケット:オールスタンディング¥5,000(税込)+ドリンク代¥600

Negiccoさんのワンマンライブはひさびさだ。
 
最後に観たのはいつかと振り返ってみたら、2018年1月の横浜ベイホールだった。
この時はワンマンとは言いつつも、吉田豪さんとコンバットRECさんがラジオDJ風に紹介する形式のライブで、さらにはエビ中さんもゲスト出演されたりしていて、純粋なワンマンライブとはちょっと違っていた。
だから純粋なワンマンライブという意味では、もしかするとNHKホールワンマン以来かもしれない。
ただ今回のライブ構成はあまりにもシンプルだ。
バンドセットはつかない。
いつもゴキゲンなネギホーンズも参加しない。
ゲストも出演しない。
それが今回の「LIVE&LIFE」だった。
 

16:30 会場到着。
整理番号が400番台後半だったので、ゆっくり行っても大丈夫だよな~と余裕で会場に向かったら、既に900番台の呼び入れが行われていて焦る。
ちょっと余裕過ぎた。
1階フロアのドアは閉められていて、一度、2階にあがってから、再び1階に降りる。
1階フロアは既に人でぎっしり埋まっている。
とりあえずフロア奥のほうに行こうと、かえぽサイドに移動。
特に意識はしていないのだが、Negiccoさんのライブでかえぽサイドに陣取るのは、自分としては珍しいかも。
ステージを見ると...何もない。
セットや大道具のようなものは一切なく、照明器具だけがステージ上に配置されている。
ステージ正面と左右には大型のスクリーンが配置されていて「LIVE&LIFE」のシンプルなタイトルが映し出されている。
それだけだ。
あまりにもシンプル過ぎる。
入場時間が近づくに連れて、会場の込み具合が増してくる。
「(お客が) 入りきれないので、少しづつ前に詰めるように」と会場アナウンスが流れる。SOLD OUTとは聞いていなかったが、ほぼ定員に近い数の観客が集まったに違いない。
 

17:00
照明が暗くなり、出囃子が流れる。
会場からうぉーっとどよめきがおきる。
わたしもカバンからネガライトを取り出し、スイッチを点灯する。
Negiccoの3人が登場。
真っ先に目に伸び込んできたのは、その衣装だ。
メンバーカラーの黄色・青色・ピンク色の鮮やかな色使いのドレス。
衣装、新調したのか!
 

新衣装! - negicco_official

 

1曲目は「ネガティヴ・ガールズ!」。
Negiccoの代名詞ともいえる曲でスタートだ。
今のNegiccoの3人はポジティヴ・ガールズと言ってもよいくらいに常に明るくてニコニコして前向きだけで、この曲がリリースされる前くらいまではネガティヴを売りにしているんじゃないかと思わせるくらいに、いつも自信なさげで、ステージの後ろにすりすりと下がってしまうアイドルさんだった。
それを変えようと一念発起してNegiccoメンバーも作詞参加したのが、この「ネガティヴ・ガールズ!」。
それゆえにこの曲に込められた「前を向く」気持ちにいつもぐっとくる。
ぽんちゃが「O-EASTのみんな~」と曲の合間に観客に声をかける。
Nao☆ちゃんは安定の「いつ盛り上がるの~?」からの「今でしょ!」発動。
2曲目は「RELISH」。
一斉に左右に振られるネギライトがキレイだ。
 
MCパート
Megu 「O-EASTにお越しの皆さん、今日は来ていただきありがとうございます。」
Megu 「お久しぶりのワンマンですね。令和初ですね。」
Nao☆ 「(人が多くて) すごいよ。前に詰めてって言われてたよね。」
Kaede 「扉の向こうに人がいる。入いれないのかな?それともあそこにいたくているのかな?」
Megu 「なんかウェーブとかみんなでやれないかな」
Nao☆ 「えっ?いまやるの?」
なぜか唐突にぽんちゃの発案で、上手側から観客巻き込んでウェーブをする流れに。
ステージ上をぽんちゃが上手から下手に歩いて誘導しながら、観客が両手をあげて「ふぉーーーっ」とウェーブ。
 
Megu 「みなさん既にお気付きかもしれませんが、ちょっと変わったことありません?」
Nao☆ 「衣装ね」
ここでNao☆ちゃんが当然のようにギャグをぷっこむ。「いしょう?」
観客 「いいっしょ!」
ネギヲタも心得ている。
Megu 「ドレッシーだよね。大人っぽい。」
ぽんちゃが首から二の腕にかけての衣装を指さしながら「これ肌見せじゃないんですよ」と衣装ネタバレ。
観客から「えーっ」という声が上がる。
Nao☆ 「みんな、いつから、そんなに変態になったの!?」
Megu 「肌、見せてたと思った?皮膚?皮膚じゃないの!」
ひとしきり、ぽんちゃのちょいエロ大人トークで盛り上がる。
ぽんちゃが、それまでほとんど会話に参加していなかったかえぽに話をふる。「かえぽ、どう?」
Kaede 「えっ?何を求めてるの?何を答えるのが正解?...肌(のはなし)?」
Megu 「肌じゃない」
Nao☆ちゃんが「まだ2曲しか歌ってないよ!」と叫ぶ。
2曲しか歌ってないのに、MCで大いに盛り上げるNegiccoさん。
これぞ熟練の技。
 

続いては「Tell me why?」「本日がスペシャル!」「サンシャイン日本海」の3曲。
「本日がスペシャル!」をライブで歌うのは珍しいかも。
「サンシャイン日本海」では、ぽんちゃが「イチ!ニ!サンシャイ~ン」とサンシャインコールを観客に要求。いまいち反応の薄いファンに、ぽんちゃが「(サンシャインコール) 久しぶりすぎて忘れた?」と思わず声をあげる。
 
MCパート
Kaede 「O-EASTでワンマンするのは初めて?去年、Nao☆ちゃんの(30歳の)生誕祭はやった。」
Nao☆ 「30歳の生誕祭、来てくれたひと?」
ぱらぱらと手が上がる。
Nao☆ 「意外に少ない...」
Kaede 「(今日のステージは) ステキな照明」
Nao☆ 「(今日は) ホンモノのライブ。いつも何か(趣向が)あるけど。」
Kaede 「原点というか。初心に戻って。」
Kaede 「(ライブ前に) しゃっくりが止まってよかった。ずっと止まらなくて。20、30分前に止まった」

Megu 「最近、(O-EASTには) シャムキャッツさんのライブを観に来た。一人でも楽しい。」
ぽんちゃが「あそこらへんにいた」とフロア後方を指さす。
Kaede 「(今日のライブ) ひとりの人?」
フロアのほとんどの人が手を挙げる。
Nao☆ 「みんな友達みたい(に見えるけど)」
Kaede 「ほぼひとりじゃん」
フロアにいる観客苦笑。
Nao☆ 「みんな一匹オオカミ」
Nao☆ 「大勢で来た人?」
手を挙げたファンに「大阪だよね?」と声をかけるNao☆ちゃん。

Nao☆ 「Negiccoのファンの人は、みんな優しい...自転車でライブ行こうとしている人に、車のせてあげたりとか」
Nao☆ 「けどオレオレ詐欺とかあるから、みんなやさしいから騙されないように」
Megu 「(ファンの人は) まだそんな年齢(年寄り)じゃないから」
フロアにいる観客苦笑。
Nao☆ 「小学校のころ、(詐欺の)電話がかかってきたことがあった」
ぽんちゃが、やや時間を気にして次に進みたそうな雰囲気を出していたが、Nao☆ちゃんが「まだ、しゃべりたい」と主張する。
Nao☆ 「何のパンが好き?とか、(電話で)聞かれた。」
Megu 「その人は何だったの?」
Nao☆ 「サギ」
シンプルな答えに観客爆笑。
 

そして、オレオレ詐欺のトークからの「江南宵唄」。
直前までのMC内容とのギャップにちょっとやられる(笑)。
江南宵唄いいよな~。
以前バンドセットで聴いた江南宵唄も最高だったが、オケでも最高。
これからNegiccoさんが20周年、30周年と続いていっても、違和感なく歌い継がれていく名曲に間違いない。
そして江南宵唄に続いて流れたイントロで、フロアがざわめく。
「BLUE, GREEN, RED AND GONE」
イントロと同時に緑色のレーザー光線がO-EASTの室内空間を切り裂くように照射される。
キターーーっ。
かっけーーーっ。
connieさんの作るJ-POPも大好きだが、その中にスパイスのように散りばめられる「江南宵唄」や「BLUE, GREEN, RED AND GONE」といったクールな楽曲も、Negiccoの魅力だ。
「BLUE, GREEN, RED AND GONE」は3人の超Cooool!な振り付けも見どころ。
若いアイドルさんのような弾けるようなダンスはないけど、適度に肩の力の抜けた自然体のダンスが見ていて心地よい。
そして「パジャマ・パーティー・ナイト」。
一時期、ぽんちゃは声がうまく出なくて悩んでいたことがあったが、このライブでは完全復調だった。
以前のキャンディーボイスそのまま。
イヤモニしないほうがよい論争(いや論争はなかったけど...)もあったが、この日はイヤモニを付けていたように見えた。どうなんだろ。
いずれにせよ、ぽんちゃの復活はすなおに嬉しい。
 
MCパート
Megu 「なつかしい曲が多いと思いますが。はじめて聴いた人もいる?」
Megu 「レーザー演出いいね」
Nao☆ 「(値段が)高いからね...朱鷺メッセの時かな?使えるようになった」
Nao☆ 「レーザービームをレーザー光線って言っていて。レーザー光線は違うよって」
Megu 「(昔は) アイドルぶってた」
Nao☆ 「そうそう」
Megu 「ばきゅーん!ってやると、みんな倒れてくれたりとか」
Megu 「かえぽも、そういうの持ってる...みんなメロメロにな~れとか」
かえぽ一瞬躊躇するも、魔法使い少女っぽい振り付けと口調で「みんなメロメロにな~れ!」とムチャぶりにこたえる。「この衣装着てると、強くなれる」
かえぽ大人になったな~w
昔ならぜったいスルーしてただろうw

 

Megu 「(今回のライブは) バンドもネギホーンズもなしでやることにしました」
Kaede 「(あまり演らない曲もあったので) あの曲なんだったんだろうって思うかも。本日がスペシャル!とか。」
Kaede 「それでは、ここで少し告知をさせてください」
かえぽはソロアルバムツアーの告知。
ぽんちゃは6月初旬に予定されている自身の生誕祭の告知。
Megu 「30歳になります。2人も(会場に)来て!」
Nao☆ちゃんが「えーっ。どうする?」とかえぽと見つめ合う。ぽんちゃに手を出して「お金ちょーだい。」
Megu 「あとで事務所から支払われるので。」
お金にシビアなNegiccoの生々しい実態が垣間見える(笑)。
 
Nao☆ちゃんの告知は、初だし情報。
Nao☆ 「ずっと描きためてきた作品を作品集として出しちゃいます。全部、セルフプロデュースさせてもらいました。」
Nao☆ちゃんが、ぽんちゃに「(作品集出たら) サイン、書いてあげるね」と声をかける。
Kaede 「(Negiccoは) みんなNegiccoのサインを(お互いに)もらうよね」
最後はぽんちゃから16周年ライブの告知。
Megu 「16周年では、佐渡に行きま~す」
Nao☆ちゃんが「〇〇〇〇とか」と話し出すも、ぽんちゃから「それはNGワード」と注意される一幕あり。どうやらネタバレの単語を口にしてしまったようだが、それは佐渡に行くことのできる人だけが知りうるお楽しみということだろう。
 

次に歌った曲は、なかなかライブでは歌われる回数の少ない「くちびるにメロディ」。
ここまでライブを観てきて、もしかして今日のライブの裏テーマは、「埋もれてしまっているconnie楽曲を世に出す」ことなんではないかと、ふと感じる。
長年Negiccoに楽曲提供を続けているconnieさんが今年の4月に自身の直腸がんを公表しネギヲタに衝撃を与えたが、ここまでのセトリは、そんなconnieさんを応援するかのように、埋もれてしまっていたconnie楽曲をあえて選んでいるように思えた。
続いては1stオリジナルアルバム「Melody Palette」から「相思相愛」。
懐かし~い。
この曲でもレーザービームをふんだんに使って、キラキラ感を演出。
そして次の曲のイントロが流れたところで、再び、フロアがざわめく。
「Summer Breeze」
Negiccoの隠れた名曲。
まさかまたこの曲を生で聴ける時が来るとは (胸アツ)。
イントロが、シャレオツでかっこいいんだよね~。
そして夏の恋が終わり、淋しさを感じさせる歌詞もステキなのだ。
 
MCパート
Nao☆ 「Negiccoは夏の結成だから、夏ソングが多いよね」
Nao☆ 「(スタッフの) ユッキーや嶺脇社長は、Summer Breezeが好きって。まあユッキーはどうでもいいんだけど。」
Nao☆ 「かえぽは、なんの曲が好き?」
かえぽ、しばらく悩んで「トキメクMERMAID」と答える。
をををーっ。
そこかー。そこなのかー。
たしかに、「あなたとPop With You! 」とそのカップリング曲「トキメクMERMAID」の2曲はNegicco史上最強といっても過言ではないシングル。
connieさん渾身のポップスなのだ。
この2曲を聴いて好きにならない理由(わけ)がない。
ああ、「トキメクMERMAID」演んないかな~。

 

 
Nao☆ 「相思相愛は、日比谷野音の時に歌詞をド忘れして...ばっちり(映像に)残ってる」
Nao☆ 「ぽんちゃは?好きな曲は?」
Megu 「あの...あれ...水着、ゆかた、花火、...」
Kaede 「ぜんぜん違うよ」
Megu 「以前、Especiaちゃんと一緒に歌ったんですよ...水着、花火、...何?」
正解は「水着・浴衣・花火・背伸び」なのだが、これ正確に言える人がいたら、真のネギヲタだな~。Negicco難問クイズ作るとしたら、ぜひ問題に組み込みたい。
 
Megu 「そういえば、ここで(O-EASTで)リリネギペシアやったよね?」
観客から、ちらほらとあいづちがうたれる。
Megu 「やったよね~...ほら」
Nao☆ちゃんが「そっかー」と懐かし気な声をあげる。
調べてみると確かに、2014年4月29日に「ネギリリペシア」と銘打って、O-EASTで3組の対バンライブを行っている。今から5年前だ。Especiaはもう既に解散し、Lyrical schoolの当時のメンバーはほとんど卒業してしまっている。わたしはそのライブは見れていないのだが、今となっては貴重なライブに違いない。
 
Megu 「Negiccoは(親しいグループがいなくて) 孤立していて...」
Nao☆ 「孤立グループだよね」
Kaede 「けどさっき、エビ中さんからLINE来たよ...お花ありがとうって」
この日は、エビ中さんは新潟でライブ、Negiccoは東京でライブと、完全に行き違ってしまったのだ。
Nao☆ちゃんが「なんでやねん!」と不条理な状況に自らにツッコミをいれる。
Nao☆ 「一緒にやったのは...エスペシアちゃんと、エビ中さんくらい?...友達つくっていきたいね」
Nao☆ 「(Negiccoは) もう16周年?丸16年?...なんかいつも(何年なのか) わからなくなる...もうどうでもいいよ。」
Kaede 「15、6年やってる、ということで」

12曲目は「そして物語は行く」。
作詞に岩里祐穂さん、作曲に上田知華さんと、今井美樹ファン垂涎のコンビで作られた曲を、Negiccoさんが歌うというこのぜいたくさ。
そして2018年発売の最新アルバム曲の次にきたのは、2006年発売のNegicco初期曲「Falling Stars」。
今日のライブは新旧の振り幅が広い。
ワンマンライブだけあって「エル、オー、ブイ、イー、ラブリー、かえぽ~」などとアイドルコールが発動するが、どれだけの人がついてこれたのかな~(笑)。
けどもうここまできたら、メンバーが40歳や50歳になっても「エル、オー、ブイ、イー、...」を言い続けていくのも悪くない。ファンの年齢層も60歳とか70歳くらいでね。年をとってもラブリーなものはラブリーなのだから。
次の「Negiccoから君へ」は、connieさんへの応援歌。
「君の手のひらから生まれた幾千ものメロディーが...」という歌詞が心にしみる。
 
そしてライブは最後の盛り上がりへ。
アゲ曲定番の「さよならMusic」は、「ラブ!ラブ!」という掛け声に合わせて、ネギライトの灯りがきれいに揺れる。
続けて「ねぇバーディア」。
「好きになってもいいのかなー?」に「いいよー!」を全力で返すファン。

本編ラストは、なんとTパレ加入時のタイトル曲「GET IT ON!」。
これも懐かしい!
ツイート眺めていたら、ダンスの振り付けが初期に戻ってるというようなコメントも見かけたけど、わたしはそこまでは気付かなかったかな。Negiccoさんは「初期曲の振り付けを自分たちのYoutube動画を見て覚えなおす」というホントのようなウソのような逸話をもっていたりするので、今回もあらためて振り付けを覚え直したのだろう。
そして、この曲の途中では、キャノン砲で銀テープを飛ばす(ちょっとお高い)演出もされて、ファンのテンションも最高潮へ。
わたしもかなりフロア後方にいたのだが、運よく、銀テープをゲットする。

「GET IT ON!」の最後の決めポーズは、タワレコ「NO MUSIC, NO IDOL?」第28弾ポスターにもなったこのポーズ。
 
T・O・Wを表したこのポーズ、結構好きなんだよな~。わかる人にはわかる、わからない人にはわからない。そんな古参ヲタのツボをほどよく押してくる感じが、たまらんとです。
 
本編ここまでで、18時40分。
ほんとにあっという間に感じたが、既に1時間40分が経過し、17曲を歌っている。
楽しい時間は、経つのホントに早い。

 
そしてアンコール。
わたしはあまり大声出せるほうではないので、アンコールは普通の音量で声出しするくらいなんだけど、なんかこの日は周りに声を出す人も少なく、「オレ頑張んなきゃ」という謎の正義感を発揮して、全力でアンコール叫んでしまった。
またムチャをしてしまったよ。
 
しばらくして、Negiccoの3人が「LIVE&LIFE」のTシャツを着て、ステージに再登場。
そのまま「雫の輪」をしっとりと歌いきる。
 
MCパート
Nao☆ 「アンコールありがとうございました。慌てて、雫の輪を歌いはじめちゃって。もうちょっと(アンコールの)余韻を楽しめば良かった...」
Nao☆ 「(ライブ) どうでした?」
Kaede 「楽しかった。一曲一曲、年代が違って。」
Kaede 「GET IT ON!は、Tパレ加入初めての曲で...。ぽかんとしている人がいて、新しい人が増えているんだなと。(知らない曲を) もうちょっと聞きたいという人は、7月のワンマンライブもぜひ遊びに来てください。」
Megu 「今日はどうもありがとうございました。ものすごっく楽しかった。GET IT ON!は2か月前から練習した。Tパレ入りしたときの曲なので、Negiccoもこの曲を(ライブで)やりたいと言って、セトリに入れてもらいました。」
Kaede 「ドラえもんでは?」
ぽんちゃが、それほど上手くないドラえもんの声真似で「ぼく、ドラえもんです」と挨拶する。
Megu 「詳しくはネギStyleを聴いてください。」
Megu 「今日は3人で歌うことの楽しさをあらためて感じました...最後リーダー!」
Nao☆ 「1曲、歌い終わると、ぶわって(客席から)反応が返ってきて...MY COLORのリリースイベントが終わって、次に何をしようってなった時に、初心に戻ってやろうと。」
Nao☆ 「16周年。これからもよろしくお願いします。」
観客、拍手。
 
ぽんちゃが「これからも3人のスタイルでいきたいです」と言って紹介した曲は、「圧倒的なスタイル」。
 
O-EAST会場全体で自然にラインダンスが発動。
ネギヲタしていると当然のように感じるんだけど、あらためて客観的に考えると、これってものすごく珍しい光景なわけで、なんか当たり前ではないことをヒョイっと乗り越えてくるネギッコさんの底力を感じるのだ。
 
いやーこれで終わりかー満足やー、と思ったら、最後の最後で「トリプル!WONDERLAND」。
オレも全力でネギライトを振る。
これはアガるわー。大満足だわー。
「以上、Negiccoでしたー」と挨拶して終了。
ダブルアンコールがちらほらと発動したが、さすがにそれはなく、ライブ終了のアナウンスが流れる。
 

 
いやー、Negiccoさんは裏切らないね。
しっとりと聞かせる曲あり、レーザー光線を多用したクールな曲あり、ノリノリなアゲ曲あり。そしてゆる~いMCあり。
何の飛び道具もない、3人の生身の身体だけで成立させた「原点回帰」のライブ。
「これがNegiccoのスタイルだ!」というものを、このライブで確認できた気がする。
Nao☆ちゃんの結婚というハードルは、何の障害にもならなかった。
もうこのまま全然20周年まで行けるよ。
前人未到の現役アイドルでの20周年野音ライブ。
そう、その時までNegiccoの応援ができることを期待してる。
 

セットリスト
01. ネガティヴ・ガールズ!
02. RELISH
03. Tell me why?
04. 本日がスペシャル!
05. サンシャイン日本海
06. 江南宵唄
07. BLUE, GREEN, RED AND GONE
08. パジャマ・パーティー・ナイト
09. くちびるにメロディ
10. 相思相愛
11. Summer Breeze
12. そして物語は行く
13. Falling Stars
14. Negiccoから君へ
15. さよならMusic
16. ねぇバーディア
17. GET IT ON!
Enc.
18. 雫の輪
19. 圧倒的なスタイル
20. トリプル!WONDERLAND