口蹄疫と狂牛病のちがい | 獣医専門予備校VET公式ブログ

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◆口蹄疫
【原因】口蹄疫ウイルスの感染によって一部の哺乳類(偶蹄目:牛や豚等と齧歯目:ネズミの仲間の一部)に発症します。
【感染】家畜の伝染病の中では最も伝染力が強く、空気感染もする。
【症状】舌や口の中、ひづめ(蹄)などに水疱ができ、それが破裂して傷になる。傷により細菌の二次感染などで食欲不振・体力消耗や歩行障害が起こるが、成獣の致死率は高くはない。

◆BSE(狂牛病)=牛海綿状脳症
【原因】プリオンと呼ばれる蛋白質の変異が原因だとする見方が主流ですが定説ではありません。牛に家畜(牛や羊)の肉骨粉を飼料(エサ)として与えた続けたことで飼料に含まれていた異常プリオン蛋白質が正常プリオン蛋白質が異常プリオン蛋白質に変えられていきます。
【感染】食物摂取などの経口感染のみ。
【症状】牛の脳に空洞ができ、運動機能に関連する部位にも空洞ができると立てなくなり、やがては死に至る。

◆口蹄疫厳しい対策のわけ
致命的な疫病ではない口蹄疫が、厳しい対策がとられる理由は、日本は口蹄疫ウイルスのない「口蹄疫清浄国」であり、ブランド和牛など高品質の畜産物の産出国であるためです。口蹄疫が発生すると、感染した牛や豚による畜産物の品質が低下するだけでなく、口蹄疫は感染力が強いため、発生国の畜産物には、厳しい制限のある輸出規制をかけられてしまうのです。
そのため、口蹄疫が発生すると、国内の畜産物市場全体や輸出にいたるまで経済的な大打撃がおこります。このようなことから畜産業を守るために防疫法によって厳しい対策が酪農家に義務づけられています。

また、感染エリアの封鎖などで交通や物流に支障がでたり、酪農市場の混乱で、子牛の流通、供給ができないことから将来の畜産物、畜産加工物に影響が残ることと、など近未来に向けた不安が残るようです。

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