3週間振りの路上が終わった。



GW最終日は人通り自体が少なかった。みなさん、ラストはゆっくりお家で休む方も多かったのだろう。



そんな中、リピーターの方やイベントや配信で我々を知って下さった方が駆けつけてくださり、よく笑ってくれ盛り上げてくださった。



その空気作りのおかげで、新しいお客様も笑いやすくなり笑い声の輪は大きく広がっていった。あらためて40代での渋公満席ライブへの挑戦を温かいお客様に支えられていることに感謝した。



今回はネタをいつものショートコントから、漫才に変えてみた。路上ライブは屋根も壁も無い分、ネタを見るというより、こちらの空気の中に巻き込んでネタを体感してもらう方が楽しんでもらえると、過去9回2ヶ月に渡るライブ経験から学んだ。



それには漫才の方が適している思い、6分尺で我々も好きな【客いじり漫才】をやった。このネタは漫才のまくらでやっていた客いじりが、本ネタよりもウケていたので、ならばこれを一本の漫才にしようと作ったネタ。



結果は、ウケたー。笑い声聞けて嬉しかったぁ。客いじり漫才のあと、いつもの即席漫才も。漫才、漫才とつづくことでお客様が飽きるんやないかなと不安もあったが、全く別物として観て下さった。こちらもお客様の笑顔を沢山観ることができました。



そのあとラストは令和のたたき売り。配信チケットを笑いと情熱を交えてたたき売り。ありがたいことに今回も売れました。応援してくれるその思いが本当に嬉しい。チケットサイト経由が多くなり、現金をやりとりすることが少なくなった。



だからこそ、この叩き売りで現金を直接いただく時、お客様が日頃お仕事や家事、育児などを頑張って得たこのお金、そして時間をいただくことをより意識する。それ以上に楽しんでもらうと強く責任感を背負う。



ストリートには、無骨で人間らしい関わりと空気が存在する。コロナ禍を経て、あらためて人との関わりの尊さを感じられる。だからこそ、この路上から2023渋谷公会堂手売りで満席ライブという、自分達と一緒に愛ある空間を創ってくれる応援団と出会う。



そしてバカになり切れること、それを喜んで貰えるこの場所が大好きだ。バカになり切れる素晴らしさ、怖さについてはまた別の回で書きたいと思う。



終わりの反省会では沢山のアイデアが出た。久保のやる気、前向きさがすごい。負けないようにせねば。


まだまだ何も前に進んで無い。しんどい、怖い。でも、突き抜けるまでやってやると思える。ワクワク、ニヤニヤする。相反する気持ちを両方抱えながら、一つ一つやるべきことをやっていこう。



最近いままでより、より強く、生きてるなぁと思う。