バラの剪定をしました。
枝にまだ蕾が付いていました。
このまま捨てるのは可哀そうと
蕾が付いた枝を湯飲み茶わんにいけました。
机の前にあるバラを眺めていると
とても愛おしさを覚えまたその時々の事が蘇ります。
庭のバラには一本一本私の思い出が詰まっています。
先ず「チイチャンバラ」から選定を始めました。
次に義父が育てていた真っ赤なバラ、そして花束を頂いた
枝を挿し木して育てたピンクと赤の混合の花のバラ、
26歳の時大病をした時に頂いた花束を挿し木して育てた
八重のピンクのバラ、また珍しく夫が近くのバラ園で
「バラは赤色だよ」と言ってを買ってくれたビロード色のバラ、
息子夫婦が母の日にプレゼントしてくれた赤と白の小さいバラ、
ママ友が「バラが好きよね」
と言って幾つもの種類を持ってきてくれたバラ、
何種類か買い求めたが大方枯れて一本だけ残ったピンクのバラ、
私の庭に来たバラの歴史を一本一本思い出しながら剪定をしました。
小学生の時、遊びに行った友人の家で
赤のバラのトンネルをくぐると黄色やピンクの目の覚めるような
バラの庭が広がっていました。それを見た時の感激で
バラを育てるのが夢だったのです。
思出に浸りながらのバラの剪定でした。