餅つき | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

今年の夏、夫の弟が亡くなった。人が亡くなった年の正月は喪中という事で、新年のお飾りも、餅もつかない、鎮守様の行事にも参加しないという習わしがある。 夫は「Hが亡くなったから、正月のお飾りはしないよ、でも餅はつこうよ、きっとHは餅、つきなよ と言うにきまってるよ。そこでお供えが無いので量はいつもより少なくし、例年通り餅をつくことにした。

 

例年は娘やチイチャン、ソウチャンも一緒に餅つきをしたのだが今年は夫と二人だけで餅つきをしなければならない。何時もより早く起きて、朝飯前に一臼ついて、朝飯を済まして二臼目をつくことにした。

 

夫は今まで餅つきをしたことが無かったので、手伝っても要領が得なく、「邪魔しているみたいだな、 手伝うのは何もしないことだな」と言いだしてし 椅子に座って新聞を読みだした。

 

今年は餡餅を多く作ることにした。つきあがった餅を硬くならなうちに丸めるのは時間との勝負、 そこで夫に手伝ってもらうことにした。

 

昨夜に餡は丸めておいた。私がついた餅を手でちぎって、夫がそれを手のひらに伸ばして餡を入れて丸めてお饅頭を作る。

夫はエプロンをかけ一生懸命に丸めます。

出来上がったのを見ると夫が作ったのと私が作ったのは直ぐに分かる。常日頃、饅頭の底が厚い、もっと薄くした方が良いとか講釈を言っている夫は「初めて丸めたから良く出来ないよ、底が厚くても、味は良いよ」と言っては底を眺めている。

夫が餡餅を手伝ってくれたので目標の数の餡餅が出来た。形は悪くも自家製の大納言で作った餡餅は格別美味しい 気がする。

 

娘親子と 一人で住む妹に餡餅届け、そして秋田に住む息子夫婦にも送った。秋田は雪が降り続いていると動画が送られてきた。

 

コロナで餅つきにも変化があった...秋田の様子が直ぐ分かる、

荷物も直ぐ届く、と時代はどんどん変わっていくな~  と思った餅つきになった。