タツナミソウが咲きました | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

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ようやく庭に白い花のタツナミソウの存在が分かるようになった。

 

4年前妹の庭にタツナミソウが清楚に咲いていた。その株を貰い

庭に植えた。次の年、もう少しで花が咲くと楽しみにしていた。

すると いつの間にかタツナミソウの姿が消えてしまった。

 

雑草と間違えて夫が綺麗に削ってしまったのだ。

それでも少し株が残っていた。その株を植え囲いをし、

大事に育ててきた。

 

 

ある時、山から下山したところにタツナミソウが群生していた。

目を見張るばかり 清楚に咲いていた。皆で立ち止まって愛でた。

 

それを写真を撮るのが趣味のA氏が盛んに

「綺麗だね初めて見るよ」と言って、

パチリパチリと写真を盛んに撮っていた。

 

登山した次の日 A氏の奥様にお会いした。

 

「昨日はご主人にお世話様になりました。ご主人タツナミソウが

綺麗と言って沢山写真を撮っていたけど写真を見せて頂いた?

と私が言うと

 

「あらタツナミソウの写真を撮っていたの? 家の庭に今、

沢山咲いているのよ。庭にはカメラも向けないわよ、

お父さん庭に何の花が咲いているか分かんないのよキット」

と奥様は呆れたように言った。

 

ご主人が初めて見た花と言って、感激して写真を撮っていたと、

私は奥様に言えなかった。

 

 A氏はご自分の庭にタツナミソウが咲いているとは気が付かなく、

野に咲くタツナミソウに感激。

夫は庭のタツナミソウを雑草と間違えて、退治してしまう。

 

両方とも同じようだな、  

関心の置き所が違うという事は こういうことなんだ なと思った。

 

タツナミソウは草丈が僅か15センチほどだが、

群生すると存在感がある。

 

シソ科のタツナミ属、 多年草、おもに山地に生え半日陰で育つ。

和名は「立浪草」  花が咲く様子が波立った時の泡のように見えることから名づけられた。 根は漢方薬強壮剤として使われる。

 

殖やし方は 株分け、種 刺し芽など。

花言葉は「私の命を捧げます」

 

 

刺し芽で増えるようなので今年は刺し芽をして

今ある場所に群落を作ってみよう