ただいま ~
と 言う と
「今日ご飯を炊くよ」
と部屋に入ってきました
そうそう 今夜は
ソウチャンがご飯を炊いて
巻きずしを作るわけだった
なのに
バアバーは巻きずしの材料を買いに
行く間がなかったのです
「ソウチャンごめん巻きずしの材料買わなかったの」
「いいよ でも オレご飯炊くね どのくらい」
三カップ 炊くことにしました
お米を洗って 何回も洗って
鍋にかけました
火加減もソウチャンが見ました
「吹くまでこんな具合だよ」
と 言って 強中火です
「そんない強くていいの」
見かけたバアバー 少し火を弱めました
噴き出しました
「鍋の蓋がガラスでないから中身が見えない」
とソウチャンは
鍋の蓋を取っては眺めます
吹き終わった お米を手に取って食べてみました
お米に芯があります
「大丈夫かな 米が硬い」
とソウチャンは心配になりました
「大丈夫 大丈夫 少し火を弱くして 炊いてみて」
とバアバーに言われ
少し弱めの火にして15分待ちました
芯がだいぶなくなりました
「よかった さっきより良くなった」
10分 蒸らしました
蓋を開けて 炊けたご飯を返しました
「あっ おこげが出来てないや」
ソウチャンは学校で炊いたご飯を想像して
炊いた様でしたが
おこげが出来たふっくらご飯には出来ませんでした
しかし
ソウチャン炊いたご飯と
バアバー が即席につくった
玉ねぎと豚肉の卵とじ と小松菜の胡麻和え こぶに 大豆
のおかずで
大きなお椀で 4人とも 少し腰のあるご飯を
いつもより沢山 食べました
普段は2カップ余る御飯も今日は3カップ ご飯は空になりました
ジイジーも
「ソウチャン美味しくたけたよ 」
とソウチャンに言ったのです
しかし
ソウチャンは納得 してないのです
「オレまた後で挑戦するね 」
今度こそ巻きずし作ろうね
ソウチャンありがとう