一日だけの役者 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

 地域の歴史大好きな人が
歴史演劇を地域の人達と演じ地域の人達を
楽しませようと 一座を立ち上げた

  その歴史大好き座長から ジイジーはスカウトされた
昔, 青年団で演劇をしたり、大学では落研にいたりした
ジイジーは躊躇もしないでOKした

 演目は
「群馬県小暮中学校開校式」
  この中学校は現在の県立前橋高等学校のルーツ
  ともいえる
  この中学校は大利根中学校が始まりで町にあったが
  風紀が悪いので 田舎に移転しその時の開校式の様子
  が今回の演目である

 ジイジーの役は中学生役である 
時は明治時代
  それから 衣裳は自前なので 衣裳を整えるに
大騒ぎ した 
  ジイジーの伯母が作ってくれた袴付着物 に
息子が小学校に入学時に頂いた帽子に
ゴムひもで白線を入れ 
明治時代の中学生のなりが 出来た

  いよいよ
日曜日    歴史演劇の公演日となった

  その朝ジイジーは照れくさいのか
家族に公演時間をも言わずに出かけて行った

  バアバーは公演時間を調べて用事を済ませ
開演時間すれすれに会場に入った

  観客が思ったより多いのに驚いた
後で聞いた話100以上いたようだ


先ず座長の挨拶

  に続いて他の地域の「八木節」保存会の友情出演です
「あああ~」から始まる八木節音頭  なんと久しぶりに聞いた 節に
胸が騒ぐ  バアバーはやはり上州女である

 いよいよ」演劇の始まり

 開校式で校長の挨拶が終ったところから始まった
初代群馬県知事の楫取素彦  こちらが来賓の挨拶 
     ( 楫取素彦と文 と題してMHKの大河ドラマ
     「花燃ゆ」 こちら 
      館が 県庁に開館している ) 
       今群馬は盛り上げっている;;;;;
体躯教官や寮母さんの挨拶のあと

いよいよジイジーの出番
  この中学校の優秀な三羽ガラスとして紹介され た
三羽ガラスは五十嵐義太郎   鈴木貫太郎こちら  
ジイジーが扮する羽鳥重郎

開校にあたってこの3人が自分の大志を 誓った



そして最後に会場の人達と 小暮中学校の校歌を歌って無事開校式も終わった

そののち
  三羽ガラスの一人五十嵐義太郎は県議となって廃娼運動で活躍
また鈴木貫太郎は日本海軍の 政治家になり
羽鳥重郎は医師になってツツガムシ病を発見 し活躍した

このナレーションの場面で
ジイジ^ーがバック音楽にハーモニカで「故郷」を吹いた


演劇が無事終わり
今日の名役者がお見送りです
皆さんとても良いお顔です


楽しみました 皆さんありがとう !!ありがとう!!

出ていく観客の御一人が
 「本物の演劇みたいだったね」 と言っていた

ジイジーの一日役者は大成功だった

その夜のこと

日曜日に娘とソウチャンはある街のミュージカルを見にいった
その時
今は市民 一体型演劇がはやってるとその町の市長さんが
話したそうです  それで

「お父さんは今のトレンドね」

娘に言われ

ジイジー ますます いい気分
これも
元気の 元ね