朝 起きたときは雨 そのうちに雪になった。
今日は鈴ケ岳に登る予定だったが 天候が悪く 中止になった。
今日歩かないと体がさび付いてしまう
何時もの公園の蝋梅に会いに行こう しかし蝋梅があるのは公園の森の中
一人では 寂しい過ぎると言うより 怖い
「オレこんな雪の中散歩は行かない」
と言うジイジーを誘った
ジイジーは
「仕方がないか」
2人で出かけようとしたら
チイチャンが
すっかり散歩に行く仕度をして
「私も行って良い」と言って
ニコニコ付いて来た
::: 何時も散歩に誘ってもこの頃中々良い返事をしない
着いてくる時は しぶしぶ のチイチャンが
雪だから 自分で行きたくなったのだろう:::
足を見ると運動靴
「靴を長靴にしたほうが良いよ」
家の中に靴を変えに行った
それを見ていたソウチャンが
「オレも行きたいな~」
ハハの許しを貰って
4人で散歩に出かけた
雪が地面に落ちるとぐちゃっと解ける道路を
ピチャ ピチャと音をたてながら 傘をさして
ジイジーを先頭に歩く
「公園は雪が積もってるかね~」
ソウチャンは
「なんで段々雪がうんと降ってくるんだい」
「傘に雪が積もって重いな」
ソウチャンは時時傘の雪を
傘をつぼめたり開いたりして払う
チイチャンは
「公園に行くまで傘の雪は払わないんだ」
と言っていたが
ソウチャンの傘が雪の重さで曲がってしまったので
公園につく前に
「どのくらい雪が傘に積もったか写真を撮ってバアバー」
こんな天気の中散歩をする人はいません
ジイジーが
「ほら2人で先頭に行って雪に足跡をつけて」
2人は真っ白な公園の歩道を
雪を触ったり握ったり 嬉々とはしゃぎまくって
公園のジュースボックスでそれぞれ好きな飲物を買って一休みした
そして
森の中の
蝋梅を愛でよう
かもの家族が池で泳ぎ回ってる
森の入り口で鴨を見ていると
ソウチャンがいつの間にか雪だるまを造り始めていた
「オレ腰が痛いよう これ以上一人では無理」
ネイネイが
「私も手伝うね」
2人で
「重いね 」
「ソウ 下から力を入れて」とチイチャン
「雪だるまに顔をつくろうよ」
「枯れ木、」
「松ボックリで目」
2人は真剣です
ひげもを生やした雪だるまが完成
2人で記念撮影
雪だるまが今にも2人の後をついて来そう
ソウチャン
「こわされちゃうかな 、明日どうなっているかな」
チイチャン
「明日までには解けちゃうよ」
チイチャンはいったってあっさり
いよいよ蝋梅のところへ森に入ります
蝋梅はまだ固い蕾
この間来た時 に開花していた蝋梅は雪の重みでしおれ顔
森の奥の菖蒲園に下りると
「家に帰れるジイジー」
ソウチャンは心配になった
そして慎重に階段を下りてネイネイの後につづいた
沢山遊んで2人ともとっても満足して 公園を出てまた来た道を戻った 。
途中のイチゴ屋さんが雪でお客さんが来なかったらしく11時過ぎても珍しく
開いていた。イチゴを買って家に帰った
ソウチャンもチイチャンも靴下も 着ていった上着もびしょ濡れ
ハハの声
「なにこんなに濡らして チイチャン考えなさいよ 明日着て行く上着が
ないでしょう スキーウエアをこういうときは着るのよ」
とハハに大目玉
チイチャンはカーテンに包まって
「バアバー」と心ぼそい声
チイチャン
「わざとぬらしたんじゃない 濡れちゃったんだ」とジイジーにつぶやいた とか
ソウチャンは
ハハが沸かしておいてlくれた風呂につかって
「オレ足が凍ってもげちゃうかと思ったよ」
2人とも とっても楽しんだ雪の日の散歩
ジイジーもバアバーも2人と一緒で楽しかった
チイチャン ソウチャン
体が自然と雪の中で踊ってしまったのよね
9.8キロ1時間42分16855歩