NO10 雪が降る中を | おばあちゃんと 一緒に

おばあちゃんと 一緒に

遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

朝 起きたときは雨 そのうちに雪になった。
今日は鈴ケ岳に登る予定だったが 天候が悪く 中止になった。
今日歩かないと体がさび付いてしまう  
何時もの公園の蝋梅に会いに行こう しかし蝋梅があるのは公園の森の中
一人では  寂しい過ぎると言うより 怖い
 「オレこんな雪の中散歩は行かない」
と言うジイジーを誘った 
ジイジーは
「仕方がないか」
2人で出かけようとしたら
チイチャンが
すっかり散歩に行く仕度をして
「私も行って良い」と言って
ニコニコ付いて来た 

:::  何時も散歩に誘ってもこの頃中々良い返事をしない
 着いてくる時は しぶしぶ のチイチャンが
  雪だから 自分で行きたくなったのだろう:::

足を見ると運動靴 
「靴を長靴にしたほうが良いよ」
家の中に靴を変えに行った
それを見ていたソウチャンが
「オレも行きたいな~」

ハハの許しを貰って
4人で散歩に出かけた

雪が地面に落ちるとぐちゃっと解ける道路を
ピチャ ピチャと音をたてながら 傘をさして
ジイジーを先頭に歩く

「公園は雪が積もってるかね~」
ソウチャンは
「なんで段々雪がうんと降ってくるんだい」
「傘に雪が積もって重いな」 
ソウチャンは時時傘の雪を
傘をつぼめたり開いたりして払う

 
チイチャンは
「公園に行くまで傘の雪は払わないんだ」
と言っていたが
ソウチャンの傘が雪の重さで曲がってしまったので
公園につく前に
「どのくらい雪が傘に積もったか写真を撮ってバアバー」


 
こんな天気の中散歩をする人はいません

ジイジーが
「ほら2人で先頭に行って雪に足跡をつけて」
2人は真っ白な公園の歩道を
雪を触ったり握ったり 嬉々とはしゃぎまくって



 
公園のジュースボックスでそれぞれ好きな飲物を買って一休みした
そして
森の中の
蝋梅を愛でよう

 
かもの家族が池で泳ぎ回ってる
 
森の入り口で鴨を見ていると
ソウチャンがいつの間にか雪だるまを造り始めていた
「オレ腰が痛いよう これ以上一人では無理」


 
ネイネイが
「私も手伝うね」
2人で
「重いね 」 
「ソウ 下から力を入れて」とチイチャン


 
「雪だるまに顔をつくろうよ」
「枯れ木、」
「松ボックリで目」
2人は真剣です

 
ひげもを生やした雪だるまが完成
2人で記念撮影

雪だるまが今にも2人の後をついて来そう

ソウチャン
「こわされちゃうかな 、明日どうなっているかな」
チイチャン
「明日までには解けちゃうよ」
 チイチャンはいったってあっさり


 
いよいよ蝋梅のところへ森に入ります



 
蝋梅はまだ固い蕾
この間来た時 に開花していた蝋梅は雪の重みでしおれ顔


 
森の奥の菖蒲園に下りると
「家に帰れるジイジー」
ソウチャンは心配になった
そして慎重に階段を下りてネイネイの後につづいた


沢山遊んで2人ともとっても満足して 公園を出てまた来た道を戻った 。
途中のイチゴ屋さんが雪でお客さんが来なかったらしく11時過ぎても珍しく
開いていた。イチゴを買って家に帰った

ソウチャンもチイチャンも靴下も 着ていった上着もびしょ濡れ
ハハの声
「なにこんなに濡らして チイチャン考えなさいよ 明日着て行く上着が
ないでしょう スキーウエアをこういうときは着るのよ」
とハハに大目玉
チイチャンはカーテンに包まって
「バアバー」と心ぼそい声

チイチャン
「わざとぬらしたんじゃない 濡れちゃったんだ」とジイジーにつぶやいた とか

ソウチャンは
ハハが沸かしておいてlくれた風呂につかって

「オレ足が凍ってもげちゃうかと思ったよ」

2人とも とっても楽しんだ雪の日の散歩
   ジイジーもバアバーも2人と一緒で楽しかった

チイチャン ソウチャン


体が自然と雪の中で踊ってしまったのよね


9.8キロ1時間42分16855歩