月曜日にソウチャンは幼稚園で大根堀をしました。
大根を入れた袋の中に、ソウチャンの大好きな、
同じクラスの女子の「フウカチャン」から初めての手紙が入っていました。
ところが袋が破れて落としてしまいました。
「ナイナイ」と袋をみて泣きました。
「何がないの」:::バアバ
「何か入っていた」::::ソウチャン
このヤリトリで泣き止まない。
そうこうしている内
ジイジイが落とした手紙を拾って持ってきてくれました。
泣いた訳に納得
大好きな「フウカチャン」ちゃんからもらったお手紙が無かったからね
何しろ「ソウチャン」は「フウカチャン」
を奥さんしたいと言っているんだものね
今日はソウチャンはフウカチャンにおへんじを書いたけど
恥ずかしくて渡せないからと言って
お手紙を、近所の赤いポストに背伸びして
入れました。
フウカチャンはもう字が書ける。
大根堀が楽しかったね
また遊ぼうねと書いてあった
でもソウチャンはまだ自分の
名前しか書けない。
ソウチャンのお返事は
ソウチャンのお名前を裏に書いて
表にフウカチャンのお顔を紙一杯書いて
ハートを印を二つ描いて
カエルのシール一杯張って
「ハハ」にもらった封筒に入れました。
ソウチャンのハハもソウチャンと同じ位の
歳の時、
大好きな男の子のところに
手紙を書きました。
お返事が来ました。
男の子のお返事を
バアバが大事にしまって
置きました。
二人が大人になって
その男のお母さんから
ハハからの手紙を
大事にしまってあると
聞きました。
二人とも
それぞれ
お父さん、お母さんになりました.。