今日はとても暖かく気持ちのよい一日であった。
私が担当する「O」幼稚園で「どうぶつふれあい教室」がおこなわれた。
園庭に入ると、園児の声が活気に満ち満ちて、私は自然と口角ゆるみ、背筋を伸ばしたくなった。
おこうなう教室に入ると、年長の女の子が私に「抱っこして」と抱っこをせがんだ。私が抱っこをすると
とても気持ちが良さそうにじっとしてる。他の子が「もう年長さんだからおかしいよ」と言っている。しかし
そんなのお構い無である。その子が私から降りると、今度は男の子が「抱っこして」とやってきた。「ボク重い」と聞く。またボクもとほかの子がやってきた。時間切れ少しだけと言っておわりにした。今日は抱っこをいきなり数人にせがまれて、わが家の孫達とダブった。まだまだ誰でもいいから抱っこをしたい歳なんだろう。
ウサギを抱っこして独り占めしたがる子、いきなり抱っこをすると、立ち上がってすたすた歩く女の子、今日は皆、それぞれに、子供らしく自分を表現する。最初ウサギを触ったときは『あったかい」「気持ちいい」という顔は目がキラキラしてしている。この感動を大人になっても忘れないでほしいと思う。
帰りに延長保育をおねがした、孫娘を稚園に迎えにいった。弟が赤ちゃんだからといって、抱っこを我慢させることが時々あるのだが、これからは努めて抱っこをしてやろうと、思った。
犬も猫も優しくさわって育てるほどに優しくなる、こどもは皆同じだとかんじた。