久しぶりにハイキングに行った。今日は岩山なので、雨にならなければ良いがと、思いながら集合場所まで車を走らせる。
丸木が架かった、小さな 沢を渡る。里山の春の花、色々の色のスミレ、「あっ」ニリンソウが一リン咲いている。毒がある「ハシリドコロ」 、ケンマソウ。沢を色づけするように、アブラチャンの黄色が芽がわずかにしか吹かない谷間に咲いている。今日の一番の目的はカタクリの花を愛でることである。
リーダのSさんが「もうあるはずだ」と言って、中々現れないカタクリに気をもんでいる。もう十年以上もたっているであうか、今日のリーダのSさん御夫妻と4月始め、初めてこの山にに来た。この時はカタクリは咲いていなかった。岩場が怖かったのに、爽快な気分になったことが思い出された。それから機会を見つけては訪れ今日で6回目である。カタクリが見事に咲いていた。 「股峠」に着いた。
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すっぱり切れた岩に足場がひとつ打たれていた。 東峰頂上から、これからいく西峰を見る
股峠に戻って、埼玉よりに下りたところに咲いてたイチゲを愛で、西峰を目指す。急勾配の登山道は一気に高度を上げていくようである。西峰の頂上は、360度展望である。遠くは春霞で見えないが、ごつごつした特有の両神山、石灰を掘って削られた白い叶山、とんがり帽子型の赤久縄山、双子が並んでたっている様な富士山型の御鉾山がうっすらと見える。山頂に黄色い花が咲いていた。
魚尾道峠に向かって下山 核心部の、 鎖場を慎重に下りる。
岩場に山桜いちりん咲いていた。 可愛い花が、緊張している時の心をほぐしてくれる。 ほっとして後ろを
杉林の中、木が朽ちたのがオブジェとなって、自然が織り成した芸術品を見るようであった。今日は家から登山口の行き帰り、さくらの花、ミツバつつじ,ハクレン、レンギョウーなどなど、そして、 お神楽までも見て、「春」を満喫出来た一日でした。心地よい疲れで眠くなる。