我が農園の葱に次ぐ自慢の作品にしょうとはじめたアスパラ作り、しかし始めてからもう7年は経っているのに、満足に取れたのは、二年くらい、モグラに根を掘られてしまい、モグラとの戦いは手が出しようもなく、掘られた穴を、足でつぶすくらい、とうとうこの春は雑草をそのままにして、夫はトラクータで掘ってしまうといった。しかし私はまだ諦められなかった。枯れた雑草のなかにアスパラの芽を見たときは力を貰った気がした。「アスパラさんもう一回挑戦させてね」といった気分になった。朝の一時間雑草取りをはじめてこんな綺麗になりました。
「ケーン、ケーン」とキジの鳴く声がしている。 ふと<雌鳥勧めて雄鶏時を作る>そんなことわざを思い出した。