その人は、こう答えた。

 

あなたがたは読んだことがないのか?

 

主イエスが弟子たちにこう言ったことを。

 

あなたがたが、わたしを選んだのではありません。

 

わたしが、あなた方を選んだのですと言われたことを。

 

あなたはどこかの教会に属していますか?

 

その人はこう言った。わたしは、主イエスが言われた通り、天からの聖霊のバプテスマを与えられた。

 

あなたがたは、知らないのか?一世紀当時のパリサイ派やサドカイ派の人たちが主イエスに対し、

 

何の権威でこうしたことを言い、行うのかと何度も憤慨していたことを。

 

あの意味を現代の地域教会はわたしに対して言うであろう。

 

つまり、地域教会で洗礼を受けていなければ、キリストの弟子ではないと言うだろう。

 

わたしが、天の主イエスから、聖霊のバプテスマを受けている以上、地域教会のバプテスマはわたしに対して何の意味もないということをあなた方は信じない。

 

あなたがたは、水と霊によって新しく生まれていない。

 

クリスチャンは自分がなりたいから、自己推薦してなるのではない。

 

また、地域教会の牧師、役員が討議して決めるのでもない。

 

父なる神の予知に従って、イエスの血をふりかけられる目的で神がお選びになる。

 

そう、語ってから、その人は教会を後にした。

 

わたしは、その人を追いかけて行き「兄弟」と呼びかけた。

 

 

あの人のことをどう思う?

 

本物だね。

 

その話、本当の出来事?

 

ある人から聞いた話さ。

 

牧師泣かせだね。

 

そうだね。

 

その人に会えるの?

 

会って見たい?

 

うん。