$はぐれ獣医 純情派~異論!ワン論!Objection!~-musibaキシリトールとは?と聞かれれば「ブドウ糖じゃないけど甘い糖類のひとつ」と答えれば正解だろう。しかも虫歯予防に効果があるとか、ないとか…。

口の中のミュータンス菌は砂糖(ブドウ糖)を分解し酸を作り出す。その酸によって歯のエナメル質が溶けて虫歯ができる。
ところが、キシリトールの場合は、虫歯の元となる酸が発生しないので虫歯の原因にならないし、虫歯の原因のひとつであるミュータンス菌を抑えるので虫歯の発生を防いでくれる。

日本フィンランドむし歯予防協会によるとキシリトールの効果が期待できる菓子の条件は
①ガムかタブレット(錠菓)のみに効果(1日3回3ヵ月以上続ける必要あり)
②キシリトールが高濃度(50%以上)入っている必要がある。
③砂糖が入っていない。(パッケージに「糖類0g」と表示されていることを確認)


$はぐれ獣医 純情派~異論!ワン論!Objection!~-xy現在、特定保健用食品として許可を得ており効果が高いと言われている製品は、キシリトールガム(ロッテ)、ポスカム(江崎グリコ)、リカルデント(キャドバリー・ジャパン)だとか…。

なるほど、キシリトール配合が100%に製品を食べることは虫歯予防に補助的な効果的あると事実をもっと早く知っていれば、500円以内と指定されていた小学校の遠足のおやつの甘い部門はペロチューでなくキシリトール配合ガムを選んでおり、ビビリながら通院した歯医者に行く回数も減っていたかもしれない・・・

話がかなり脱線してしまったが、次回は「犬がキシリトールを食べると中毒になる?」という疑問を検証したい。
$はぐれ獣医 純情派~異論!ワン論!Objection!~-saa