【がん】情報弱者にならならいためにセカンドオピニオンで来院の方へのお願い #がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して5年半以上のいちごちゃん

 

私たちは、がんの治療を多く行っています。

遠方からセカンドオピニオンを求めて来院してくださる方がいます。

がんに対する科学的に正しい知識を持っていることは、大切です。

 

私たちの病院では、がん治療を数多く行っています。遠方からセカンドオピニオンを求めて来院される方もいらっしゃいます。

 

当院が他の動物病院と異なる点は、がんを「慢性炎症」と捉え、治療を行うことです。そのため、血液検査と尿検査を詳細に確認します。

他院で血液検査を依頼される際には、以下の項目を必ず行ってください。

  • 白血球の数
  • 好中球の数
  • リンパ球の数
  • Ht(ヘマトクリット)
  • Hb(ヘモグロビン)
  • SAA(猫の場合)
  • CRP(犬の場合)

これらは必ず実施していただきたい項目です。また、猫や犬を当院に連れてきていただければ、こちらで検査を行うことも可能です。

さらに、以下の情報もご用意ください。

  • 現在食べているもの
  • 尿検査結果

がんという「慢性炎症」を抑えるために、当院では以下の治療法を提供しています。

  • 丸山ワクチン
  • 高濃度ビタミンC点滴
  • 有機ゲルマニウム療法
  • アルテスネイト
  • 低分子フコイダン
  • 重曹療法
  • ミサトール

れらの治療法を組み合わせ、がんに負けない体づくりをサポートします。体の免疫力を高めることで、がん細胞が減少していくことが期待されます。