【がん】情報弱者にならない 手術で完全に取り切ったといわれたけれど、転移するの?#転移#がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

がんに治療について、私の考えを。

多くの人に届けたいので、再送します。

 

いまのがん治療は、

①手術

②抗がん剤

③放射線治療

 

上記ががんの三大治療です。

 

「外科的取って、全て取りました」という言葉は、よく耳にする言葉です。

本当なのでしょうか?

 

目で見えるレベルではがん細胞を取れたのでしょうが、がんは細胞レベルの話です。

 

 

私たちの病院の考え方は、

①がんは、慢性疾患

②がんは、炎症疾患

③患部だけ治せばいいというものではない。

たとえば、乳がんだと乳がんを取れれば、いいというものではない。

 

という考えの元で治療をしています。

 

がんを転移、再発させないための指標

①炎症マーカーが基準値

②好中球/リンパ腫の比が2以下

 

①②の状態になるように、治療を持って行きます。

 

そのためには。

①高濃度ビタミンC点滴

②サプリメント療法(ミサトール)

③丸山ワクチン

④食事療法

⑤有機ゲルマニウム療法

⑥低分子フコイダン

⑦アルテスネイト

 

などをしています。

 

もふもふちゃんは、長寿になりました。

 

患部を取ればいい時代は、終わったのです。

がんは、慢性疾患なので「がんにかかりにくいカラダに作り変える」そして、寛解から完治を目指していく時代に突入しました。