【がん】 がんは低酸素状態で高栄養のところにできる #がん#低酸素状態 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

がんは低酸素状態で高栄養だと起こりやすいと報告がありました。

 

●低酸素状態とは?

・肥満

・高脂血症

・慢性心不全

・脱水

 

などがあると、血液の中に赤血球が流れにくくなり、低酸素状態になります。

この状態を改善しないと、やがてがんになる可能性を含んでいます。

 

●飼い主さんのできること

・肥満の解消

・心臓病のチェック

・脱水を起こさないためにちょこちょこと水を飲ます

 スイカのジュースなどがいいかもしれません。

 

診察をしていると水を飲まない子がたくさんいます。

高カリウム血症になっていない子は、スイカジュースは、おすすめです。

 

■電磁波

 

最近、私たちの動物病院では電磁波でがんの部分に酸素が行きやすくなるような機械も取り合っています。

詳しいことは、来院されたときにお尋ねください。