【がん】 食事療法の素朴の疑問? これらの食材は、大丈夫? #がん#食事療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上のいちごちゃん

 

私たちのがん治療は、免疫を誘導しながら寛解を目指すものです。

いろいろながん治療があると思います。

 

これが、絶対、正しいかどうかは、飼い主さんが判断してくださいね。

 

動物病院によれば、

「好きなものを何でも食べていい!」

というところもあります。

 

どこを選ぶかは、飼い主さんの考え方です。

 

私たちの病院で、寛解している子は、全て食事療法をしています。

 

●食事療法の基本

・体をアルカリ性にします。

 尿のPHを測定してくださいね。

・タンパク質は、魚か植物性のものに。

・血液検査を見ながら、しっかりしましょう。

・魚は、小魚で。

サーモンの身しかあげないと、筋肉しかあげないことになるので、内臓も頭も骨も血をあげましょうね。

そうすると、いろんなサプリメントとか飲まないても大丈夫ですから。子魚の方が、重金属の含有量がすきない

 

 

読者は、以下のものを食べさせているそうです。

 

鶏胸肉

タラ

さわら

サツマイモ

小松菜

ブロッコリー

しいたけ

えのき

マイタケ

エリンギ


 

つまり、

・鶏肉を控える。

・鮭、タラ、さわらは、控えて子魚に。

 

ご参考になさってくださいませ。