【がん】いままでの食事を変えないと寛解しにくい #食事療法#がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

私たちは、毎日、がんの子を治療しています。

そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。

 

がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。

そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。

 

そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。

 

基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。

食事は大切です。

 

病気は、注射や内服などももちろん大切ですが、ミネラル不足があると、なかな治らないのです。