【がん】メラノーマの子の四肢が温かい #メラノーマ#アルカリ化 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

当院で、メラノーマの子の治療をしています。

1月に手術をされて、2カ月が経ちましたが、元気にしています。

治療をするときに、飼い主さんからその子を預かります。小型犬や猫だと抱っこします。

そのときに、私は「冷え」のチェックをします。

冷えのチェックは、四肢を触ることです。

 

四肢が温かい子は、寛解しやすいです。

それで、四肢が温かくなるように、してもらっています。

当院では、四肢が血行がよくなる機械を入れています。

 

【がん】メラノーマで下顎を取り予後160日と言われたらどうしたらいい?#メラノーマ | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし (ameblo.jp)

私たちの動物病院は、がんの子を多く診察しています。

今日は、メラノーマで下顎を取った子の例を紹介します。

 

他院で、下顎を取りました。

しかし、メラノーマなので予後は160日ぐらいしかないと言われて、覚悟したそうです。

 

そのため、私たちの動物病院に来られています。

 

1月の手術をしています。

いまでは約1月半がたっていますが、日に日に元気になっています。

飼い主さんが「家の中でもよく動くようになった」ということです。

 

【私たちの治療】

・高濃度ビタミンンC点滴

・丸山ワクチン

・食事療法

・アルカリ化のサプリメント

・漢方薬

・有機ゲルマニウムの噴霧

・有機ゲルマニウムの内服

 

 

【各種検査の結果】

・尿のpHが7.5以上

・CRPが正常値

・好中球/リンパ球が2から3

 

飼い主さんが「ワンコさまが、お元気とおっしゃると、ちゃんと数値にも炎症反応が出いないです。