【がん】 食事の回数を何回にすればいいの? #がん#食事の回数 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃん

 

がんの子や慢性腎不全の子などは、あまり積極的にほしがらない子が多いですね。

食べないからといって、ほっておくと弱ります。

それでは、どうすればいいか?

 

●シニア、慢性疾患、がんの子の飼い主さんのできること

・少量で頻回

・水分の多いもの

・豆乳を薄める

・ハンドミキサーで砕いて、水分を加える

・人肌の温度で

 

18歳と7カ月のラッキーは、自分で食べることができないので、口元に運んでいました。

たくさんの量を食べさせることはできないので、シリンジでちょこちょこあげています。

 

リビングでいるので、横を通る度に、飲ませている感じです。

点滴もしていますが、やはり口から飲まさないと口腔内の悪玉菌が増えますね。

 

●まとめ

元気な子は、自分で水を飲みに行きます。

満足に自分で飲めない子は、飼い主さんが、飲ませてあげましょうね。

 

元気な子は、1日に2回ぐらいで、頻回にあげるのはよくないですね。

水分補給は、こまめがいいですが。

飼い主さんの科学的なに正しい知識が、もふもふちゃんを健やかにして病気を減らすことができます。

一緒に勉強をしていきましょうね。