【がん】四肢が冷たいと体は冷えている 腹巻を #温活#がん | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑こんなかわいい湯たんぽもあります。

 

私たちは、がんの治療を多くしています。

がんの子は、特に温活は大切です。

 

点滴などをするときに、四肢を触りますが、人よりもふもふちゃんは体温が高いです。

人の平熱は、36度前後

もふもふちゃんの平熱は、 38度前後

 

がんのもふもふちゃんは、37度代の子が多いです。

 

がんがなかなか寛解しない子は、36度の子もいます。

 

 

がんは、白血球の免疫細胞に働いてもらわないといけないので、体温が38度になることは、基本です。

 

「温活」は大切です。

 

【飼い主さんのできること】

 

腹巻をすること

 

柴犬以上の大きさのワンコさまなら、赤ちゃん、子ども用の腹巻をするのもいいですね。

それ以外の子は、飼い主さんの長袖を工夫して作ってもらうのもいいですね。

 

冬場になると、温かい素材のもので腹巻をしてあげて温活を楽しみましょう。