【がんの食事療法】 和田屋のとっておきのごはん #がん#食事療法#アルカリ化 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん

 

がんになったもふもふちゃんの飼い主さんは

「食事に気をつけていたんだけれどな、馬肉をあげていて」とポツリと言われました。

 

飼い主さんのなかには、食事が大切だと考えている人も多くいます。

 

がんは、「炎症反応」の結果になると、私たちは考えています。そのため、なるべく炎症を起こさないようなフードをあげています。

 

愛犬・ラッキーが、18歳ト10カ月まで生きてくれて、がんにはならずあちらに逝きました。

そのひとつの理由は、食事に気をつけていました。

 

10歳を過ぎたぐらいから、タンパク質は魚、納豆、豆腐にしていました。

 

今日は、人医療ですが、「和田屋のとっておきのごはん」です。

がん治療中、抗がん剤を使う場合は、以下のような食事にするようです。

 

・タンパク質は、動物性のものは摂らず、魚も控えて、主に植物性タンパク質に。

・野菜は多めに、生の方がいい。

・多量に食べるために、野菜ジュースがいい。

・カリウムが多くあると、抗がん剤が効きやすく、効果が出やすい。

 

などがあります。

 

人は、雑食ですが、犬や猫は肉食なのでまるで同じようにはできませんが、人の「和田屋のとっておきのごはん」を理解して、もふもふちゃんに応用してあげてくださいね。