【講義】「高齢ペット つきあい方」を終えて 読売新聞 がんの初期症状#がん#慢性腎不全 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん、この講義でもいちごちゃんのスライドを使わせていただきました

 

18日は、読売新聞大阪本社で「高齢ペット つきあい方」を話ました。

 

私の治療の7割ぐらいが、がんの治療なので「がん」の話と「慢性腎不全」などの話をしました。

聴講された方は、ほぼ犬や猫を飼っているので、皆さんが興味を持ったことのひとつが、がんの初期症状でした。

 

・下痢に血がよく混じる

・膀胱炎といわれて、血が混じるがなかなか完治しない

・食べているのに、痩せてきた

・鼻血が出る

・口内炎がなかなか治らない

・大型犬の骨が腫れている

 

などがあれば、がんの可能性があるので、動物病院で診てもらいましょう。

 

いまの獣医学では、がんの初期であれば寛解、完治します。