【がん】標準治療と「アルカリ化療法」との違いは? #がん#アルカリ化療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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一般的ながん治療は、

・抗がん剤

・外科手術

・放射線治療

 

獣医療の場合は、主に抗がん剤治療になります。

 

上記が、標準治療です。

 

「がんと炎症 代謝研究会」の和田先生は、「アルカリ化療法」を提案されています。

 

ヒト医療と獣医療は全く同じだとはいえないのですが、基本は同じだと考えて治療をしています。

 

和田先生の本に以下のように書いてあります。

「アルカリ療法」は従来からあるどのがん治療ともパッティングすることもなく、むしろその治療効果を上げて、かつ副作用を減弱する治療です。(「がん劇的寛解」208ページより)

 

犬や猫のがん治療をしていると、ずっと尿のpHがアルカリ化している子は、寛解しやすいです。

 

アルカリ化療法が、一般的になりますように。