私たちの動物病院では、再生医療をしています。
再生医療でもいろいろな種類がありますが、そのなかで、幹細胞培養上清液の治療をしています。
幹細胞培養上清液には、以下のような種類があります。
・歯髄
・脂肪
・臍帯
そのなかでも臍帯をつかっています。
猫さまで、心臓にペースメーカーが入っている子がいます。手術はうまくいったけれど、傷口がすっきりしなくてずっと服を着ている子がいます。
その子に、幹細胞培養上清液のなかの臍帯を使って治療をはじめました。
すると、まだ、完治はしていませんが、ずいぶんよくなっています。
基礎疾患を持っている子で、傷口が治りにくい子には、他にも幹細胞培養上清液を使いましたが、完治しました。
新しい治療ですが、このように使うこともできます。