私たちの動物病院は、注射をしたり、薬を出したりをしています。
そのうえ、食事療法もしています。
がんの子、シニアの子には、なるべく魚をタンパク質とあげるように伝えています。
魚をあげておくと、尿のpHがアルカリ化しやすいです。
肉の加工食品は、IGF-1を多く含んでいるので、ひかえるようにしています。
●マグロよりアジやイワシがいいか?
魚を食べるときは、なるべく小さい魚がいいといわれています。
まな板に乗るような魚を食べるのが、いいのです。
その理由は、魚には水銀などの重金属が含まれているからです。
そのことに気をつけていると、魚は、体によい食材です。どんな魚をあげた方が知っていることは大切です。
●あげない方がいい魚
大型で長生きする魚
・アマダイ
・メカジキ
・クジラ
・マグロ
・カジキ
・キンメダイ
●あげるよい魚
小さい魚、いわゆる青魚
・イワシ
・サンマ
・アジ
・サケ
などです。できれば、このような小さい青魚をまるごとあげてください。
もちろん、火を通して。
今年は、イワシが少し高いですが、秋なのでイワシを食事療法にあげるのはいいですね。