↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が3年半以上寛解しているいちごちゃん
私たちの動物病院には、メラノーマの子を多く治療をしています。
手術して、もうこれ以上できないというワンコさまがいます。
2次診療で手術しましたが、その後の治療はなかったので、当院に来院。
●私たちの治療
・丸山ワクチン
・食事療法
このもふもふちゃんは、もうじき手術して1年がきます。
毎月、血液検査をしています。
しかし、以下のような状態に。
・CRPが、基準値の一番上
・N/L比 (好中球/リンパ球の比)が、4までなりました。(通常は2から3の間)
もちろん、一般状態が元気で、患部が腫れてきているわけではありません。
しかし、血液検査の結果が炎症反応に動きだし傾向があれば、はやめに芽を摘んでおかないといけせん。
がんの場合は、様子を見ると治療より、怪しいものは早めに芽を摘んでおくほうがいいと考えています。
飼い主さんと話しあい、以下の治療を考えています。
・高濃度ビタミC点滴
・光免疫誘導療法
・分子標的薬
などです。
血液検査を覗き込んで、がん細胞が再発しないようにしています。