■がん 尿のpHは8,5ではダメなのか? #がん #アルカリ化 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が3年半以上寛解しているいちごちゃん

 

私たちは、がんは炎症反応だと考えて治療をしています。

 

それで、治療のひとつとして、体をアルカリ化にすることが大切だと考えて治療をしています。

 

●私たちの治療

尿を朝は必ず測定してもらう。

余裕があれば、その他の時間も尿の測定をしてもらう。

 

そして、尿のpHを7,5から8にしてもらっています。

 

●尿のpHが8,5は大丈夫なの?

なかなか炎症反応(CRP,SAA)が正常値にならない子は、8,5にしてもらっています。

尿をアルカリ化にするとおしっこ結石がたまる子がいます。

 

このような治療をするときは、獣医師の指導下でやってください。

 

●尿のpHをアルカリ性にする治療

・ミサトール

・高濃度ビタミC点滴

・重曹療法

・クエン酸量

 

上記のようなことをして、まずは体をアルカリ性にしてがん治療をしています。