■がん がん細胞とはなにか? #増殖#転移#アリカリ性 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

私たちは、多くのもふもふちゃんのがんの治療をしています。

 

がん細胞の性質をよく考えないと以下のことが起こります。

□増殖

□浸潤

□転移

 

通常の細胞は「増やすべき細胞は増やし、増えてはいけない細胞は増やさない」という風になっています。

 

ところが上記のようなシステムを無視して、時も場所もわきまえず増殖します。そのような細胞が周りの組織に広がります(浸潤)

そして、血液を介して他の場所に転移するのです。

このような細胞ががん細胞です。

 

そのため、私たちは食事療法をしてがん細胞が住みにくい環境に変化させています。