■がん 外からたたくだけの治療では不十分! #がん#食事療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑鼻腔内、眼窩リンパ腫が寛解中のいちごちゃん

 

私たちのところには、数多くのもふもふちゃんのがん治療をしています。

飼い主さんとしては、病院行き注射をしてもらう、または、内服だけでがん治療を治ればいいですね。

 

私たちの病院では、飼い主さんと協力して、がん細胞を撤退してもらう治療をしています。

そのため、飼い主さんには、がんはなぜなるのか? を理解していただかないと、治療効果は下がるのです。

 

がんをたたく標準治療

・免疫力が下がります。

・体を破壊します。

・がんはたたけば、たたくほど強くなります。

 

がんがすみにくい体質へ

・糖分を制限する。

・炎症を抑える。

・がん細胞は酸性の環境を好むので、アリカリ性の環境を。

 

 

上記のようながんがすみにくい体質にしていただけるのは、飼い主さんだけです。その辺りを理解していただかないと、がんの寛解は難しいです。

 

いままで、私たちの治療で寛解、完治した子たちは、飼い主さんが、がんはなぜなるのかを理解していただき、治療をしています。