■シニア あなたの犬は、どのような姿勢で寝ていますか...寝相で今日の調子がわかる? | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

18歳のラッキーと暮らしています。

朝、起きたときの寝相で、今日の健康具合をチェックするところから始まります。

 

シニアになり、関節炎などがあるので、若い頃のようにヘソ天では寝ていません。が、以下の状態が調子のいいときです。

 

●シニアの調子のいいときの寝相

・横向き

・四肢を伸ばしている。

調子が悪かったり、室温が寒いと四肢が曲げられています。

 

一般的な寝相について

 

1、ヘソ天

上記の写真です。

 

四肢をすべてが空中に広げられた状態です。

子犬がよくします。 シニアになると、関節炎などがあるので、あまりしなくなりますね。

ラッキーも若い頃、していましたが、いまは、ヘソ天はしないですね。

 

(健康状態)

・とてもいい。

・のんびりしていて、快適です。

 
2、横向き

一般的な寝相ですね。

四肢を伸ばしていると健康です。四肢をよく見てくださいね。

 

(健康状態)

・比較的健康

 

3、曲げている
どこかを曲げて寝ています。
 
(健康状態)
・少し寒い。
・新しい環境や人々のような何かを心配している。
・どこか痛いところがある。
 
上記のような意味があるので、もふもふちゃんが、寝ていたら、寝相を見て、そのときの状態を推測してあげてね。
 

 

参考サイトは以下です。

https://tiphero.com/7-dog-sleeping-positions