■がん 猫さまのリンパ腫は、若い子もなります! #がん#リンパ腫 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

私たちのところには、がんのもふもふちゃんが多く来院されています。

一般的には、がんはシニアの子が多いですが、リンパ腫は、若い子もなります(2歳とか4歳の子もいます)。

 

●リンパ腫とは

白血球の一つであるリンパ球が癌化する血液の癌の一種です。

 

●病変の位置

・多中心型リンパ腫

・消化器型リンパ腫

・縦隔型リンパ腫

・皮膚リンパ腫

など

 

若い猫さまは、「縦隔型リンパ腫」と「縦隔型リンパ腫」が多いです。

シニア猫さまは、「消化器型リンパ腫」が多いです。

 

若いからと安心できないのが、リンパ腫です。
 
●飼い主にできること
・顔や各リンパ節を毎日、触って確認します。
・呼吸は正常かどうか観察します。
・下痢が続かないか。
 
などをよく観察して、異変があれば、すぐに動物病院に行ってくださいね。