■シニア ぐるぐる回り始めたら早めの処置を。 #認知症#グルグル | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

image

8月で18歳になる犬のラッキーと暮らしいます。

ミニチュア・ダックスフンドなのですが、それでも室内をぐるぐる回たりるときが、あります。

柴犬ほど、認知症になりやい犬種ではありませんが、それでもシニアになると認知症になりやいのです。

 

そんなとき、飼い主はどのようにすればいいのでしょうか?

 

●シニアの飼い主さんが、気をつけること

・柴犬系のワンコさまは、認知症になりやすいので、特に気をつける。

・シニアになったら、まっすぐ歩かないで、ぐるぐる回りだしたら、認知症が始まったと考える。

・ぐるぐる回る症状が出れば、早いうちに内服なり、サプリメントをあげる。

 

●認知症の子に、対処方法

・首や頭などをマッサージする。

・漢方薬を与える。

 

上記のことをしてもらうと、症状を緩和したり、進行をゆっくりすることはできます。