■食事療法 17歳8カ月のワンコ・ラッキー(心臓疾患・肝臓疾患あり)の食事の1例 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

↑ラッキーの食事
 
17歳と8カ月のラッキーと暮らしています。
何も疾患を持っていないといいのですが。そういうわけにはいきません。
 
・肝臓疾患
・僧房弁閉鎖症
 
などがあります。
 
13歳ぐらいまでは、処方食をあげていたのですが、食べなくなり手作り食に変えました。
(非常事態のために、ドライフードもたまにあげています。)
 
今日の食事
・サツマイモ
・命のスープ
・イワシの水煮を半分
・プチトマト
 
●飼い主さんの注意点
手作り食の注意点は、やはりタンパク質だと思います。7キロ弱のラッキーで、これぐらいしかタンパク質がいらないのです。シニアに高タンパク質をあげると腎臓が悪くなる子が多いです。
これは、血液検査を見ながらになりますね。
 
もちろん、食事だけで病気が治るわけではないですが、食事は大切だと考えています。