↑鼻腔内扁平上皮がん ぴのすけくん バレンタインデーの日、マグロをハート型に。
がんのもふもふちゃんの血液検査をよく拝見します。
私たちは、免疫の力も使って、がんの治療をしています(もちろん、免疫だけではありません)。
問題になるのが、リンパ球です。
免疫に関係があるのは、一番は、リンパ球です。そのリンパ球の数が、ちゃんとないとよくないです(多すぎてもよくない)。
好中球/リンパ球の比(N/L)で、免疫の力を見ています。
このN/L比は、2から1.5がいいです。
多くのがんのもふもふちゃんは、このN/L比が、8とか6とかあることが多いです。
そうなれば、なかなか免疫誘導が起こりにくいし、そして抗がん剤も効きにくいです。
●リンパ球を増やす
*漢方薬
*発酵ハナビラダケ
などをしながら、気長に治療をしています。
写真のぴんのすけちゃんは、N/L比が、2に近づいてきました。
何をしたか? を尋ねました。
「漢方薬を8時間ごと与える」
でした。
猫さまに、漢方薬を与えるのは、たいへんです。
ぴんのすけちゃんは、カプセルに詰めて、出来るだけ8時間ごとに与えているそうです。
朝、昼、晩が理想ですが、それが出来ないときは、朝、晩、寝るときです。
私たちの病院で、寛解にいける子は、飼い主さんが、私がお伝えしたこと以上のことをしてくださる人です。
このぴんのすけちゃんの技をシェアしてくださいね。
詳しいことは、以下に載っています。
https://www.instagram.com/nat_pincat/